概要
日時:2015年8月
徳島県の剣山に登ってきました。高山植物が豊富で山頂からの景色もよく、雰囲気の良い山でした。四国に住んでいる方以外は行くまでが困難ですが、登山自体は比較的楽です。石鎚山とセットで登ったり、他の観光のついでに登ったりするのが良いかと思います。
登山レベル低
コースタイムは2時間40分と短く、道もよく整備されているので初心者でも安心して登ることができると思います。リフトを使用すればさらに短縮できます。
アクセス
アクセスの起点は見ノ越駐車場です。後ほど詳しく説明しますが、私たちは高松からレンタカーで行きました。高松からは車で2時間ほどです。
公共交通機関でのアクセスは、貞光駅からバスが出ています。詳しくはつるぎ町のHPをご覧ください。
2020年の運行状況はこのようになっています。乗り継ぎの情報もあって、見やすくていいですね。
ルート
見ノ越〜西島駅〜刀掛〜剣山山頂〜西島駅〜見ノ越
コースタイム 2時間40分
剣山登山記録
登るまで
もともと北アルプス、鹿島槍ヶ岳に行こうと思っていました。しかし、北アルプス方面は天候が悪く断念せざるを得ない状況でした。
そういう時は大抵他に天候の良さそうな地域はないのかと考えるものですが、残念ながら現実的に行ける場所はないな〜と思っていました。天候が良さそうなのは西日本だけだったのです。
そんなことを思っていたところ、同行予定者から「四国は天気いいけど行ける?」と聞かれました。どうせ予定がなくなったところなのでもちろん行けます!
ということで急遽夜行バスを取り、高松駅に朝8時頃に到着しました。東京から高松までの夜行バスは12時間ほどかかり、かなり体力的にしんどかったです。
そして休む間もなく、レンタカーを借り、剣山に向かうのでした。弾丸もいいところです。
登山開始
見ノ越駐車場は1410m。剣山山頂は1955mですのでアップダウンは500m程度です。
1700m地点までリフトで登れますが、リフトを使うとさすがにコースタイムが短くなりすぎてしまうのでリフトを使わずに登りました。
リフトの脇の道を登っていきます。
道は整備されていて歩きやすいです。
お花が豊富にありました。これはアザミですね。
なんの花かわかりませんが美しい花です。
剣山登山リフト西島駅に到着しました。
コバケイソウ、バイケイソウとかの一種ですかね?
こんな感じに群生していました。
高山植物を見ながら登っていくと次第に展望が良くなってきます。
アザミです。美しいです。
刀掛に着きました。
辺りには可愛らしい花が咲いていました。
スミレですかね。
こちらはトリカブトですね。毒があるとは分からないぐらい可愛らしい花です。
雲海荘の近くにはオタカラコウが咲いていました。
鮮やかな黄色が美しいですね。
剣山山頂に到着!ここまで1時間30分程度です。夜行バス疲れもありましたが、難なく登ることができました。
山頂付近には謎の物体がありました。何かスピリチュアルなものを感じます。スピリチュアルとかよく分かりませんが。
次郎笈(じろうぎゅう)方面がよく見えます。びっくりするほどではありませんが、全体的に展望は良かったです。
山頂付近にはトイレがありました。このトイレ、引くほど綺麗でした。
入り口も綺麗です。まるでどこか普通の施設のトイレのようです。山のトイレだとは到底思えないです。
中も普通のトイレのようで綺麗だったので思わず写真を撮ってしまいましたが、あまり良くないことなのでここで写真を載せることは控えます。
山頂を満喫したので下山します。
西島駅の神社には「おつかれさま」と書かれていました。そんなに疲れてはないですけど粋な計らいですね。
最後に1枚。キレンゲショウマでしょうか。最後にいいものが見られました。
登山後記
いろいろな種類のお花があり楽しみながら登っていたらあっという間に山頂に着いていた、というような登山でした。初心者にもおすすめの山であると言えます。
下山後は大歩危、かずら橋方面へ向かい散策しました。
剣山に登らなくてもここだけで十分満足できるような、風景の良い観光スポットでした。剣山に行く方はついでに行ってみることをおすすめします。
次の日は石鎚山に登る予定のため、愛媛方面へ移動しました。
愛媛は香川に負けず劣らずうどんが有名なのでうどんを食べに行きました!「じゃこ天」と言われる魚のすり身を揚げた愛媛の特産品が乗っていました。しっかりと魚の風味があり美味しかったので気になる方は是非食べてみてください!。
というわけで、長い1日を終えるのでした。石鎚山の登山記録に続く!
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