登山を自粛しなければいけない理由といつまで自粛が続くのか

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登山を自粛しなければいけない理由は?

ウイルスによる影響で「不要不急の外出は控える」「自粛」など、様々な不便を感じながらストレスを溜めつつ生活している方も多いのではないでしょうか。

運動不足だし、登山にでも行きたいなあ。

というような方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そのように思う気持ちも分かりますが、ちょっと待ってください。

有識者
有識者

登山の自粛をお願いします。

実際、各自治体でも登山の自粛の呼びかけがあります。(以下参考)

岐阜県:岐阜県から登山者の皆さまへ(登山自粛のお願い)

山岳情報/長野県

これは一例で、他にも山岳団体なども登山の自粛を呼びかけています。

そうは言っても、登山は三密にあたらないし、大丈夫でしょ!

電車で行くのはまずいけど、自宅から車で行くだけなら大丈夫でしょ!

山に登りたい気持ちはよく分かります。私も同じように思っていましたが、様々な記事を読んで考えた結果、この記事を書くに至りました。

万一、事故が起きてしまった場合

登山には事故が隣り合わせです。今まで安全に登山を楽しめていたからと言って、次に山に登るときに絶対に事故が起きない確証はありません。いくら自分が気をつけていようと、落石など防ぎようがないこともあります。

そうした場合、山岳警察や救急隊、県警ヘリなどは出動せざるを得ません。

今回のウイルスは潜伏期間が長いと言われています。なので、もしあなたに自覚症状がなくとも、登山をしている時に実はすでに感染していたという可能性はあります。

もしそのような場合、救助に来て下さった方々は濃厚接触者となってしまい、2週間出動できなくなってしまいます。つまり、緊急救助体制という社会インフラが機能しなくなってしまいます

緊急救助体制が機能しなくなってしまうと、もし大地震などの災害が起こってしまった場合、被害は計り知れないものとなります。

考えすぎなような気もしますが、何が起こるか分からない世の中ですので、用心するに越したことはないと思います。

そのような危険性を考えると、私は「不要不急」である登山をするべきではないなと感じました。

では、いつになったら登山できるの?

こればっかりは、正確には分かりません。

ただし、いろいろなフェーズがあるでしょう。

山小屋泊の登山と日帰りの登山では事情が大きく違うのは容易に想像できます。

山小屋泊の登山について

あくまで私の印象ですが、小屋泊登山については今年中に公に解禁されるのは無理なのではないかと考えられます。

というのも、多くの山小屋が今年いっぱい営業の休止を発表しているからです。

山小屋管理人
山小屋管理人

今年いっぱい営業を中止します

山小屋は三密である上に、山小屋に宿泊する人は体力も消耗しているでしょうし、栄養バランスも欠けてしまっていることが多いことが考えれられるので、山小屋内で集団感染というリスクはかなり高いことが予想されます。

ですので、山小屋に宿泊できるようになるのは、有効な予防・治療法が確立され、この病気を克服してからではないかと考えられます。

医者
医者

予防・治療法の確立を頑張っています!

様々な人が奮闘しているでしょうが、年内に多くの人々が感染を恐れず外出できるようになるかどうかは未知数です。(あくまで様々ある説の一つですが、少なくとも2021年春ごろまでかかるという説もあります。)

日帰り登山について

日帰り登山については遭難や事故のリスクはありますが、小屋泊の登山に先駆けて解禁されることが予想されます。

ただし、はっきりとした時期については分かりません。自治体や山岳団体の発信をもとに判断しましょう。

決して自らの勝手な判断で安易に登山することのないようにしましょう(自戒も込めて)。

まとめ

社会インフラを崩壊させる恐れがあるので登山は自粛しましょう。

山が恋しくなるので、私は過去に登った山の写真を見直しながら、登山の記録を書いています。山が恋しいという方はよければご覧になってください。

心の底から楽しんで山に登れる日が来ることを願っています。

ではまたっ!

(参考)以下、今までで最も印象に残っている登山「雲ノ平縦走」の記録です。

(注意)この記事には私の個人的な意見が含まれます。また、特定の方を批判する意図はございません。全てが正しいとは限らないので、様々な媒体による情報をもとにご自身でご判断ください。

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