概要
日時:2023年11月
岐阜県と福井県の県境に位置する200名山、能郷白山に登ってきました!
ちなみに、お隣の荒島岳とどちらを百名山にするか悩んだという噂もあるそう。
手軽に登ることができて、山頂からは白山をはじめとした景色が素晴らしかったです!
登山レベル 中
登山道はよく整備されており、コースタイムも短いので難易度は低めで、初心者でも安心して登山可能です。
ただし、ちゃんとした登山となるのである程度の装備や経験は必要です。
アクセス
登山の起点は温見峠
東海環状自動車道「関広見IC」から2時間程度と、アクセスは悪いです。
また、「落ちたら死ぬ」で有名な国道157号を走行することになるので、運転には十分に気を付けましょう!
ルート
温見峠~コロンブスピーク~能郷白山山頂~白山神社奥宮~コロンブスピーク~温見峠
コースタイム 3時間20分
能郷白山登山記録
登るまで
酷道で有名な国道157号を岐阜側から走行し、やっとのことで温見峠まで到着しました。
到着したのは8時半ごろですが、既に結構な台数が路肩に停まっていました。
ちょうど県境にあたるところに登山口はありました!
登山開始
温見峠は標高1020mもあり、空気がひんやりとしています。
登り始めからいきなり急坂で、まだ温まっていない身体には結構きつい。
ハシゴを伝って登る箇所もちらほらとあります。
この日は天気も最高で、紅葉も見頃の登山日和!
ハシゴの機能が説明されておりました。
少し登っていくと谷間の様子がよく見えるようになってきました!
登りが急すぎて息が切れてしまいます。
能郷白山には珍しい形をした樹木が沢山生えていて、このように名前まで付けられているのが面白い。
さらに登ったところから振り返ると紅葉がきれい!
相変わらず急な登りが続きます。
息が切れてしまうので頻繁に立ち止まって景色を見つつ休憩します。
次第に高い木が無くなってきました。
見晴らしも最高!
登山開始から1時間程度でコロンブスピークに到着!
ここまでかなり急な登りで結構疲れました。
コロンブスピークから先の道はなだらかになってきます。
なだらかなのでスイスイと歩くことができます!
臥龍道とかいう無駄にカッコいい名前。
横向きに生えている木を龍に見立てる想像力の高さには感服いたします。
山頂に近づいていくにつれて周囲の木々の背丈が低くなってきます。
山頂まであともう少し!
登山開始から1時間半程度で山頂に到着!!
山頂は広々としていて景色も素晴らしい!
北の方には荒島岳と白山がよく見えます!
白山のアップ。けっこう距離はありますが、やっぱり白山はデカいね。
こちらは東側の景色。遠くの方に北アルプスがうっすらと見えます!
山頂で少し休憩したのち、白山神社奥宮まで歩いていきましょう!
道中からは急峻な谷の様子もよく見えます。
山頂から5分程度で白山神社奥宮に到着!
景色は素晴らしく、山座同定盤もありました!
こちらは南の方の景色。
目立った山はありませんが、思った以上に山深い風景が広がっています。
西の方には山越しにうっすらと市街地も見えます。
ふと空を見上げると飛行機が飛んでました。
さらには月の影も。
奥宮っていうのはこれなんだろうか?
思ってたより随分こぢんまりとしてます。
小さいなりにも色々と管理が行き届いているみたいでした。
奥宮からの景色も楽しんだことですし、下山するとしましょう。
コロンブスピークまではなだらかな下りが続くのでスイスイ下ることができます。
紅く染まった山肌を眺めながら歩くことができるところも多々あって飽きないです。
登っていくときには気づきませんでしたが、途中には位置を示す看板もありました。
登山口まであと少しですが、かなり傾斜が急になってきてけっこうきついです。
それにしても紅葉が美しい。
こちら側の木は枯れているものが多かったですが、それでも十分に満足です。
下ってきた道を振り返るとなかなかの急坂でした。
ということで無事下山できました!
往復3時間程度で適度な疲労感、これぐらいがちょうどいいですね。
登山後記
アクセスが悪いのが難点ですが、景色は素晴らしいし、登山道の状態も良くて「さすがは200名山」といったところです。
紅葉をもっと楽しみたいのであれば10月中旬~下旬ごろが見頃なんじゃないかと思います。
登山自体はハードではなかったですが、下山後に国道157号を運転して帰るのが一番疲れました。
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