概要
日時:2020年12月
静岡県伊豆の発端丈山に登ってきました。発端丈山はあまり有名な山ではなく、私も知らなかったのですが、山と高原地図のガイドブックにおすすめされていたので登ってみました。
富士山の展望はもちろん最高ですが、それだけでなく沼津市街や伊豆の西海岸、南アルプス方面など展望が素晴らしい山でした。
登山レベル 低
道は若干荒れている部分はありますが、迷いやすいところはありませんでした。コース次第ですが、特にハードでもありません。
アクセス
発端丈山は登山口付近によい駐車場があまりないのが難点です。
今回は上の地図の林道の途中に車を停めて登りました。
ちゃんとした駐車場からアクセスしたい場合には発端丈山の往復ではなくて葛城山や城山側を起点に登って発端丈山まで縦走するのが良いかと思います。
ルート
登山口〜益山寺〜発端丈山〜益山寺〜登山口
コースタイム 1時間40分
発端丈山登山記録
登るまで
この日は発端丈山に登る前に玄岳に登ってきました。
残念ながら玄岳方面はあまり天気が良くありませんでした。しかし、玄岳山頂から伊豆西側は天気が良さそうということで、時間もあったので発端丈山にも登ってみようと思いました。
玄岳についての詳細は以下の記事をご覧ください。
ちなみに玄岳から発端丈山の麓までは車で30分程度なのでハシゴすることができます。
登山開始
伊豆西海岸から山道に入りしばらくすると発端丈山の登山口に到着しました。
路肩に車を停めて登山開始です。
はじめはこんな感じの道になっています。一応車道も続いているように見えますが、車で進むのは困難です。
しばらく樹林帯の中を進んでいきます。舗装道の上に落ち葉が積もっているような道でそこそこ歩きやすいです。
仕掛けがありました。奥にあるヒモにぶつかると柵が落ちてくるようになっています。
こんな仕掛けの実物を見るのは初めてなので、なんだか珍しいものを見ることができて嬉しかったです。
この仕掛けは益山寺の近くにありました。
益山寺から山頂方面に進んでいくと分岐があります。
この分岐から山頂までは25分程度と書かれていました。
実際登ってみると急な登りもあまりなくて歩きやすく、25分もかかからなかったです。
ということで発端丈山に到着しました!
山頂はめちゃくちゃ広い!というほどではありませんが、芝生が広がっていて寝転がると気持ちいいです。
山頂からの展望も最高です。
伊豆西海岸。駿河湾越しに富士市街(右側)と静岡市街(左側)が見え、その間には南アルプスが見えます。
このように見ると駿河湾がまるで湖のように見えて新鮮な風景です。
南アルプス方面の拡大。発端丈山からだと少し遠くてどの山が何山なのかまでは分からないです。
こちらは富士山方面。残念ながら富士山の上の方には雲がかかっていて全容を見ることはできませんでした。
発端丈山の山頂は評判通り素晴らしかったです。この日は天気も良く、ポカポカとした陽気が気持ち良すぎて山頂で昼寝をしてしまいました。
非常に満足したので下山しましょう。登ってきた道を引き返します。
下山途中に益山寺に寄りました。
落ち着いた雰囲気の山寺という感じでした。
12月ではありましたが、まだ紅葉も美しく良い雰囲気でした。
登山後記
発端丈山を下山した後は時間があったため沼津アルプスの一角である大嵐山(日守山)に登りました。
この日は玄岳→発端丈山→日守山と三つの山をハシゴすることとなります。
沼津アルプスを縦走しようと思うと1日かかってしまいますが、日守山単独だったら往復1時間もかからずにサクッと登ることができます。
日守山の標高は192m。
山頂からは三島、沼津市街がよく見えます。富士山もよく見えるんでしょうが、この日は雲がかかっていてあまりよく見えませんでした。
山頂からの展望も素晴らしく、いつまでも見ていられそうでしたが、徐々に陽がかげってきて寒くなってきたので下山しました。
下山後は「湯〜トピアかんなみ」という温泉施設に行ってきました。寒い時期に山に登ったあと入る温泉、いいものですね。
この日は3つの山に登って充実した1日になりました。伊豆半島の山に登るのは初めてでしたが、海や海岸線がよく見えて独特の良さがありました。
伊豆半島にも知らない山がたくさんあるのでまた登ってみたいです!
コメント (感想、質問など書いてもらえると非常に喜びます)