祖母山【宮崎・大分】ツクシシャクナゲなど花が豊富な日本百名山

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登山レベル中

概要

日時:2022年5月

大分県と宮崎県の県境に位置する祖母山に登ってきました。祖母山は日本百名山にも選定されており、アケボノツツジの名所としても有名。

今回は天気があまり良くありませんでしたが、天気が良ければ山頂からの景色も素晴らしいとの評判です。

登山レベル 中

今回選択したルートは一般的なルートではないため道が分かりづらい箇所がありました。メインルートと合流した後は道は分かりやすかったです。

山頂直下は急な登りとなっており、雨の後などはかなり滑りやすいため注意が必要です。

アクセス

もともと一般的なルートである北谷登山口からの周回を考えていました。

しかし、今回行った時はちょうど道路工事のため通行止めとなっていました(2022年6月時点では通行止めは解除されています)。

そこで急遽、北側に回って津留方面から登ることとしました。

いずれの登山口も電車やバスでのアクセスはあまり良くないので、車でのアクセスが現実的です。

ルート

津留登山口〜筒が岳分岐〜国観峠〜祖母山〜国観峠〜筒が岳分岐〜津留登山口

コースタイム 5時間35分

もともと予定していたルート(北谷登山口から周回)ではコースタイムは5時間です。

祖母山登山記録

登るまで

2022年のゴールデンウィークは九州への遠征で由布岳、九重連山に行ってきました。

最終日のこの日は朝から祖母山に登って夜発の飛行機に乗って帰る予定です。

北谷登山口までの道が通行止めだったため、急遽津留方面から登ることとします。

登山口から振り返ると雲がかかった阿蘇山が見えます。

登山口は案内板や標識などがない質素なものでした。

登山開始

祖母山は火山ではないため、登山開始直後は展望のない樹林帯の登りが続きます。

このルートは利用する人が少ないためか、踏み跡が薄くて道が分かりづらい箇所がありました。

かなり傾斜が急になってきます。

淡いピンクのツクシシャクナゲ。

稜線の近くまで出ると青空が見えてきました!天気は期待できそうだとこの時は思ってました...

筒が岳分岐に到着!登山口から1時間程度でしたが、かなりの急登だったのでそこそこ疲れました...

看板が錆びていて文字も読みづらい。マイナールート感がありますね。

両側を針葉樹に囲まれた不思議な道がありました。

マイナールートのため稜線に出ても道は少し分かりづらいです。

1446mのピークに到着。ここに来てガスってきました...。

ひっそりと三角点もありました。

ピークから少し下ったところで北谷ルートと合流。立派な看板に安心感を覚えます。

新緑の明るく気持ちいい尾根道。平坦なこの稜線は千間平と呼ばれています。

北谷登山口からのメインルートと合流して15分程度歩くと三県境(茶屋場)に到着。

三県境はその名の通り、宮崎県・熊本県・大分県の三県の境界となっています。

さらに20分程度進むと国観峠に到着。神原コースとの合流地点でもあり、大きな広場となっています。

北谷登山口からのルートと合流してからは何合目か書かれた標柱が出現します。

山頂に近づいていくにつれてガスが濃くなってきました。

祖母山9合目小屋との分岐を山頂方面に進みます。「Q合目小屋」と書かれた奇妙な看板が特徴的。

山頂直下はかなり急な登りが続いています。

雨の後で道がぬかるんでいたので転ばないよう注意して登りました。

登山口から3時間弱で山頂に到着!

日本百名山に選定されているだけあって山頂には登山客がたくさんいました。

山頂からの展望は素晴らしいとの評判ですが、この日は雲に囲まれており一面真っ白でした。

粘っても晴れることは期待できなさそうだったので諦めて下山することとしました。

帰りは来た道を引き返します。

登りの際はガスっていましたが、1446mのピークからは北西方面の景色が見えます。

さらに下っていき、稜線から急な尾根道に入ると阿蘇山が見えるようになってきます。

緩やかな稜線部分と対照的に尾根道はかなり急でキツい。

新緑の広葉樹や苔など雰囲気の良い森林が広がっています。

無事登山口まで戻ってきました。所要時間は往復5時間程度、適度な疲労感を感じます。

登山口付近からは阿蘇山がよく見えました。

登山後記

祖母山はアケボノツツジが有名ですが、今回のコースでは見つけられませんでした。GWはちょうど見頃の時期で見られると思っていただけに残念です。

後で調べたところ、アケボノツツジを見たければ9合目小屋や風穴コースが良いそうです。今回は天気も微妙で眺望もなかったことですし、またリベンジに行きます!

下山後は竹田温泉花水月に立ち寄り、日帰り入浴しました。

これでGWの九州遠征登山は終了です。5月は花も豊富で、さほど暑くもなく登山に最も適した時期だと感じました。

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