概要
日時:2023年1月
六甲山系の摩耶山に登ってきました。須磨浦公園から宝塚までの全長56kmに及ぶ六甲全山縦走路の中でも摩耶山周辺は中心部といっても過言ではありません。
摩耶山掬星台からは市街地と海が近くに見える絶景を楽しむことができました!
登山レベル 低
ルートはよく整備されていますが、分岐が多くて道がわからなくなりそうなのと、意外とキツいことには注意が必要です。
ただし、体力的にキツくなっても途中で離脱する手段はたくさんあるので、その点では初心者でも安心して登山を楽しむことができます。
アクセス
登山の起点はJR三ノ宮駅(新幹線新神戸駅からの方がアクセスは便利)。
駐車スペースも十分にないため公共交通機関でのアクセスが基本となります。
ルート
JR三ノ宮駅~新神戸駅~布引ダム~摩耶山~六甲ケーブル~JR六甲道駅
コースタイム 5時間程度
本当はJR宝塚駅まで縦走したかったんですが、体力的に全然無理そうだったのでエスケープしました。
摩耶山登山記録
登るまで
この日のスタートはJR三ノ宮駅
高層ビルが立ち並ぶ都会的な風景で、今から山に登るとは到底思えない。
歩道橋から北側を見ると、これから登る六甲山系が見えてきます!
新神戸駅からはハイキングコースが始まります!
登山開始
はじめのうちはこんな感じの遊歩道的なルートが続いています。
少し登ると雄滝に到着!市街からこんな近くに自然が残っているなんてあんまりないので新鮮です。
滝を鑑賞した後も、さらに階段を登っていきます。
見晴らし展望台からは神戸の市街が一望できます!
東側の方に目をやると、大阪湾の奥に大阪市街のビル群まで見えます!
こちらは神戸布引ロープウェイ。新神戸駅の近くから乗車して一気にハーブ園まで登ることも可能です。
登りながら振り返ると神戸のビル群がよく見えます。
こんなに都市部に近い山はめったにないので新鮮な風景ですね。
さらに登っていくと布引ダムに到着しました!
布引ダムから先は登山道らしい雰囲気になってきます。
意外と急斜面で標高差もあるのでけっこうきつい...。
目の前に見えるのが摩耶山。標高702mの摩耶山はまだまだ高くに見えますね。
さらに急に、険しい道になってきます。
ここまで来るとちゃんとした登山の装備がないと厳しそうですね。
激しい岩場もあります。ちょっとナメてましたが、想像していたよりもかなり険しい山でした。
道が緩やかになってきたら山頂まであと少し。
山頂周辺まで到着した!と思ったら電波塔のような建物を発見。
まずは摩耶山の山頂方面に向かいます。
山頂には三角点がありますが、思いのほかこぢんまりとしていました。
神社もありました。人の気配が全くないので荘厳な雰囲気がします。
山頂から一旦下って、少し進んでいくと開けた場所に出ました。
ここは掬星台(きくせいだい)と呼ばれる場所で、摩耶山と言えばこの掬星台のことを指すようです。
さきほどの電波塔はサンテレビのものみたいですね。
掬星台は摩耶ケーブル、摩耶ロープウェーを使用することでアクセスすることもできるため、夜景の名所としても有名です。
掬星台からの展望はこの通り素晴らしい!六甲アイランドや尼崎、大阪方面までよく見えます!
さらに神戸市街、ポートアイランド、神戸空港まで見えます!
これだけ市街地が近くに見えるので、ここから見る夜景はさぞ綺麗なんだろうなということは想像に難くない。
掬星台で少し休憩したのち、六甲山方面に歩みを進めます。
こちらオテル・ド・摩耶。洋風の立派な建物で、神戸に来たな~って実感が湧いてきます。
こんな感じで六甲全山縦走路は標識によって案内はされていますが、途中に分岐が多くて正確な道が分かりづらいです。
六甲全山縦走にチャレンジする方は何度か下見をして正確なルートを確認しておいた方が良さそうだと思いました。
細かなアップダウンがあって意外とキツイ。
一度車道に出ますが、六甲全山縦走路はこのルートで間違っていないです。
そして再度登山道に入ります。
摩耶山への登りでけっこう体力を消費してしまった体にこの登りはつらい。
そして再度車道にでます。車道も結構長くて足への負担が大きい。
登山道もあり、車道もあるということで登山靴の選定も難しい。六甲全山縦走は思ってたよりもずっと厳しいことがよく分かりました。
本当は宝塚駅まで歩きたいと思ってたんですが、かなりキツかったので不本意ながら途中でエスケープすることにしました。
六甲山系はロープウェイやケーブルカーなどが各所にあるので、簡単にエスケープすることができるのが初心者にも優しい。
今回は六甲ケーブルを使用して下山しました。一気に標高を下げることができるのは、疲労の蓄積した足とって非常にありがたい。
普段はこういった文明の利器を利用することは滅多にないのでドキドキワクワクします。
無事下山できました。ケーブルカーにマジ感謝。
しばらくまともな山に登ってなくて体力不足を実感したので、また体力づくりをしないといけないですね。
登山後記
今回は六甲山系の中でも摩耶山周辺しか行くことができなかったですが、六甲山系の魅力は十分に感じ取ることができました。
市街地と海がこんなに近くに見える山は他には無いでしょう。
六甲全山縦走も何回かに分けてやってみたいと思っているので、また機会を作って残りのルートにも挑戦してみます!
それではまたっ!
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