概要
日時:2023年10月
南アルプス深南部、春野地域の京丸山に登ってきました!
眺望もそれほど良くない地味な山ではありますが、人は少なくて深南部らしい静かな山歩きを楽しめました。
登山レベル 中
道の状態は意外と悪くはないですが、ところどころで道を間違ってしまいそうな箇所がありました。
入山者も多くないのでルートを確認しつつ歩くようにしましょう。
アクセス
登山の起点は京丸集落手前の林道終点
新東名高速「浜松浜北IC」より自動車で1時間半程度、長い林道・未舗装路もあるのでアクセスは良くないです。
もちろん公共交通機関のみでのアクセスはできません。
ルート
石切ゲート〜京丸山登山口〜京丸集落跡分岐〜京丸山〜京丸集落跡分岐〜京丸集落跡〜京丸山登山口〜石切ゲート
コースタイム 6時間30分
京丸山登山記録
登るまで
10月に入って寒くなってきたので近場の低山をメインで登っていく季節になってきました。
石切ゲートに到着したのが7時ぐらい、ダート区間が結構長くて車の運転だけで疲れました。
ゲート前には3台程度停められるスペースがあります。
広くはないですが、わざわざこんなところまで来る人はそんなに多くないので問題なさそう。
登山開始
ゲートの先は30分程度の林道歩きとなります。
ここが京丸山登山口。
存在感がなさすぎて一度見落として通り過ぎてしまいました。
いきなり結構な急登。
道は若干荒れていますが、ルートが不明瞭って感じではなかったです。
昔、京丸集落に荷物を運んでいたであろうゴンドラ。
もう朽ち果てていそうな感じですが、昔はこのケーブルを使っていたんでしょうか?
7時40分ごろ、京丸集落跡分岐までやってきました。
京丸集落跡分岐から先はなだらかな尾根歩きが続きます。
姫沙羅(ヒメシャラ)のみち。一瞬「修羅のみち」と空目してびっくりしてしまった。
眺望は良さそうであまり良くないです。
天気は悪くはありませんが雲が多くて暗い感じ。
次第にワイルドな道になってきました。
崖のすぐ横を通る道もあるので、滑落しないよう注意しましょう!
さらに進んでいくと展望の良い場所に出ました!
雲が少し多いですが深南部の山々が一望できます!
正面に見えるのが京丸山、まだ結構登らないといけないですね。
京丸山に向かって進んでいきましょう!
急な登りがありましたが、ここはルートを間違えていたようです。
ピンクのテープを見失わないように注意しながら歩く必要がありますね。
再度尾根に出るとルートは分かりやすくなります。
ただし、ヤセ尾根となっている箇所もあるので滑落にはご注意を。
もう10月にもなりますがちらほらとお花が見られました。
山の上でお花見られるのも今シーズンはこれで最後かな?
可愛らしい登山道の標識?もありました。
(こんなの作るぐらいだったらもっと整備してほしい)
そろそろ山頂かしら。
9時10分、京丸山の山頂に到着!標高は1469m。
深南部らしい山頂看板もありました。
山頂は広いですが樹林に覆われていて眺望はありません。
眺望はありませんが明るくて気持ちのいい山頂でした。
京丸山の山頂はなぜか山頂看板がたくさんありました。
こういう山頂看板を見るのって楽しいですよね。
山頂からの景色は微妙でしたが、山頂から戻る最中には深南部の山深い様子を一望できるところもありました。
正しいルートが分かりづらい部分があるので、下りの際には特に道を見失わないよう注意が必要です。
朝も通った展望地からは南アルプス深南部が一望できました!
うん、地味だけどいい景色です。
展望地を過ぎると崖の近くの道を歩いていきます。
この日は天気も良く、適度に暖かくて登山日和の一日でした。
京丸集落跡分岐から先は京丸集落方面に進みます!
分岐からなだらかな道を30分ぐらい歩くと藤原家集落跡までやってきました!
こちらが京丸集落で現存する藤原家。立派な建物ですが今は住んでいる人はいません。
こんな山の中によく集落があったな~と改めて思います。
藤原家から先は長い林道歩きとなります。
廃林道ではおなじみの使われているのか不明な重機。
道の状態はあまり良くなくて若干歩きづらかったです。
ここが登山道入り口。改めて見ても分かりづらい。
ということで、12時ごろ、無事下山できました!
登山後記
この日は土曜日で天気も良かったのですが入山者は私のほかにあと1人って感じでかなり過疎っていました。
地味でしたが南アルプス深南部らしさがある良い山だったと思います。
せっかく行くなら京丸集落跡の見学もおすすめします!
それではまたっ!
コメント (感想、質問など書いてもらえると非常に喜びます)