概要
日時：2022年11月
山梨県の三方分山からパノラマ台まで縦走してきました。
三方分山からは精進湖と富士山の共演、パノラマ台からは富士山はもちろん御坂山系をはじめとした展望が楽しめます。
道の状態も良く、コースタイムも4時間程度と手頃なのも良いポイントです。
登山レベル 低
ルートは全体的によく整備されていて歩きやすいです。
特にパノラマ台入り口からパノラマ台までの道は初心者でも登山可能だと感じました。
アクセス
登山の起点は精進湖
駐車場は何か所かあります。
公共交通機関の場合、富士急行線「富士山駅」から富士急バスでアクセスすることもできます。
ルート
精進湖～女坂峠～三方分山～パノラマ台～精進湖
コースタイム 4時間10分
三方分山～パノラマ台登山記録
登るまで
この日は朝から黒川鶏冠山に登ってきました。奥秩父や富士山の眺望が素晴らしい山でした！
下山した後、時間的にも体力的にも余裕があったので少し移動してハシゴ登山することに。
精進湖の駐車場に到着したのが13時ごろ。
まずは精進湖に寄り道します。
精進湖、富士山、紅葉、看板と情報が盛りだくさん。
湖越しに見る富士山は良いもんですね。こういう風景は富士五湖周辺でしか見られないので貴重です。
精進湖を堪能したら登山道方面へと進んでいきます。
登山開始
諏訪神社へと続く道を突き当りまで歩いていくと登山口っぽいところに到着。
ここから山道となります。
登山口の標高は930m、女坂峠は1200mなので一気に300mぐらい登る必要があります。
沢沿いの道を登ります。一応取水も可能らしい。
けっこう急な登りが続きます。
人はあまりいないですが道はよく整備されていて迷いそうなところはありませんでした。
紅葉も見ることができました。
左手に見える大きな山が三方分山。まだけっこう登る必要がありそうです。
登っていくとしだいに緩やかで明るい道になってきます。
登山開始から30分程度で阿難坂峠（女坂峠）に到着。
女坂峠の歴史や由来についての解説もあります。
女坂峠から先は尾根道に入って三方分山方面に向かいます。
尾根道も明るくて歩きやすいです。
けっこう急な登りもあって少しキツイ。
眺望もないので無心でひたすら登っていきます。
女坂峠から30分ぐらい登ると三方分山に到着！
三方分山は山梨百名山にも選定されているようです。
こちらが三方分山の山頂から見た精進湖と富士山の風景。
富士山の眺望は素晴らしいですが、その他は樹林に覆われていて展望がありません。
山頂で少し休憩したらパノラマ台方面に向かいます。
細かなアップダウンがありますが、道はよく整備されていて歩きやすいです。
奥の方には毛無山まで続く山々が見えます。
時刻は14時過ぎ、もう太陽が傾いてきて日が短くなってきたなあと実感します。
日陰に入ると少し寒い。
ここが精進峠、はっきりとした看板とかがなくてあまりよく分からかなった。
山並みの奥に甲府市街や奥秩父方面が見えるところもあります。
時間が遅いのもありますが、けっこう閑散としていてなんだか少し寂しい雰囲気です。
急な登りなどはほとんどないので歩きやすいです。
こちらは1305mの小ピーク。ちゃんと三角点が設置されています。
ここが根子峠。
左後方には御坂山系が見えるようになってきます。
15時過ぎですが、もう夕方って感じの雰囲気。
身延方面への分岐もありますが、パノラマ台方面に進んでいきます。
分岐から2, 3分程度でパノラマ台に到着！
予想以上に開けていて景色が良さそう！
もちろん富士山の眺望は素晴らしい。
そして王岳から節刀ヶ岳まで続く御坂山系もよく見えます。
こちらは三方分山方面。
南アルプス方面もよく見えるとのことでしたが、この日は雲が多くてはっきりと確認することができなかったのが少し残念。
パノラマ台からの景色を満喫したら来た道を引き返して下山します。
根子峠からは精進湖方面に下ります。
パノラマ台から精進湖に下る道は非常によく整備されていて、スニーカーでも問題なく歩くことができそうなぐらいでした。
16時ごろ無事下山できました。
下山したあとに精進湖に少し寄り道。昼と比べて雲が多くなってきました。
登山後記
三方分山からは精進湖と富士山、パノラマ台からは御坂山系をはじめとした景色が素晴らしかったです。
コースタイムも手ごろで道もよく整備されているので初心者でも安心して登山可能なのも良い点。
富士山周辺の山域は手軽に富士山の眺望を楽しむことができる山が多いので、秋～冬にかけておすすめの山域のひとつです！
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