ツェルト泊の練習をしてきました!張り方や居住性についてレビュー。

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旅行・キャンプ

ツェルトとは?

テント(Tent)は英語、ツェルト(Zelt)はドイツ語で、どちらも天幕住居という意味であり大きな違いはありません。

一般的にテントは骨組みがしっかりしていて雨風にも強いものを指す一方、ツェルトは「簡易テント」とも呼ばれ軽量コンパクトで緊急ビバーグ用に用いられることが多いです。

また、ツェルトを積極的にテント代わりに用いて登山をする方もいるようです。テント泊に比べて荷物が軽くなって体力の消耗が少なくなるというメリットがあります。

しかし、ツェルトは慣れるまでは設営が少し難しいとのことです。緊急時に使用する可能性もあるものなのに設営に慣れていないばかりに手間取ってしまうというのはいただけません。

ということで実際にキャンプ場でツェルト泊の練習をしてきました。

私のツェルトは「モンベル ライトツェルト」です。本体重量は440g、設営時の大きさは幅90cm×長さ200cm×高さ100cmです。

ポールセットは「アライテント ツェルト用ポールセット2」を使用しました。長さ110cm、重量は260gです。

ツェルト本体とポールセットのサイズ感はこんな感じです。かなりコンパクトであることがよく分かります。

ちなみに、モンベルライトツェルトが特段小さいというわけではなく、一人用ツェルトの中にはもっと軽量コンパクトなものもあります。主なツェルトのスペックについては後ほど比較します。

設営方法

設営手順

①グラウンドシートを敷く

グラウンドシートは最悪なくても良い。ブルーシート等をサイズが合うように切って使用してもいいかも。

②4隅をペグで固定する

どこにペグを刺したら良いのか少しわかりづらかったです。幅90cm×長さ200cmのサイズ感をイメージすると固定する箇所がみつけやすい。

③ポールで支える

私はここでつまづきました。ポールが自立しなくてなかなかツェルトを支えられませんでした。

とりあえずポールを地面にブッ刺して無理矢理固定しました。

こんな感じ。

後で調べて分かったんですが、ツェルトの外側の方向に石などを使って支えるとポールを地面に刺さなくても固定することができるそうです。

ツェルト専用のポールでなくてもトレッキングポールを使用してツェルトを張ることもできます。

④サイドリフターを張る

このままだと重力に負けてツェルト内の空間が小さくなってしまうのでサイドリフターを張ることで室内空間を広げます。

こんな感じ。サイドリフターではなく、ツェルト内にインナーポールを設置して室内空間を確保するというやり方もあります。

注意点

この設営方法では別途ペグが8本、線引きが1本必要でした。ポールを支えるのにはもう2本線引きが必要となります。ちなみにサイドリフターを張るのにはPP紐を用いました。

初めてツェルトを張ったためこれが正解なのかは分かりません。もっと上手い設営方法があれば教えれもらえれば嬉しいです。

居住性について

広さ

大人一人の就寝するスペース+30L程度のザックを入れることができます。床面積的には問題ないと思います。

一方、高さが低いのが気になりました。普通に座るだけで天井に頭がぶつかってしまうためツェルト内で着替えたりするのが少し難しかったです。カタログでは高さが100cmですが、実際には弛んでしまうので高さはもっと低くなってしまいます。ツェルトをしっかりと張って弛まないようにするのが重要だと思いました。

1泊してみた感想

この日は天候が穏やかだったので快適に寝ることができました。天井は低いですが床面積は問題なかったので寝返りを打つこともできます。

天候が悪くなければテントの代わりに用いても問題ないと思います。積極的にツェルト泊登山をしてみたくなりました。

注意点

私はあまり気になりませんでしたが、テントに比べて外と仕切りが弱いので虫が入ってきやすいです。虫が苦手な人は注意が必要です。

この日は天候が穏やかだったので問題なかったですが、雨風には弱いように感じます。雨が降ったら簡単に浸水しそうですし、骨組みがないので風が強いとあおられて室内空間が窮屈になりそうです。

気温によっては結露も発生しやすいようです。総じて水に弱いのでザックや寝袋が濡れないように対策しておく必要があります。

主なツェルトの比較

一人用の軽量・コンパクトなツェルトについて代表的な商品の比較をしていきます。

今回私が使用した「モンベル ライトツェルト」よりも軽量コンパクトなものもありますが、軽量コンパクトなものはその分居住性が犠牲になっていると思われます。積極的にツェルト泊をするのか、あくまでビバーク用なのかによって選ぶサイズを決めるのが良いでしょう。(積極的にツェルト泊するなら高さが十分にある方がいいかも)

モンベル ライトツェルト

モンベルHPより引用

型が違いますが、今回使用したツェルトと同等品です。本体重量は470g、設営時の大きさは幅90cm×長さ200cm×高さ100cmです。

モンベル公式オンライショップはこちら

oxtos UL透湿防水タフツェルト/レギュラー

本体重量は355g、設営時の大きさは幅100cm×長さ200cm×高さ100cmです。大きめのサイズのツェルトであればこちらもいいと思います。

アライテント スーパーライト・ツェルト1

本体重量は280g、設営時の大きさは幅90cm×長さ200cm×高さ90cmです。こちらを買うかどうか迷っていました。

ファイントラック FAG0122 ツエルト1

本体重量は230g、設営時の大きさは幅80cm×長さ200cm×高さ90cmです。軽量ですがレビューによるとかなり狭いようです。

アライテント ツェルト用ポールセット1 

長さ90cm、重量は225gです。小さいサイズのツェルトを張りたければこのポールセットがいいでしょう。(小さいツェルトは緊急用なのでポールを利用せずに線引きだけで簡易設営することが多いでしょうが)

アライテント ツェルト用ポールセット2 

長さ110cm、重量は260gです。大きめのサイズのツェルトを張るにはこのポールセットがいいと思います。居住空間を確保するには高さを損なわないのが重要なので長いポールが適しています。

キャンプ場の情報

日時:2021年5月

今回行ったのは「静岡県 県民の森」のキャンプ場です。テントを持ち込むと1泊700円と格安で宿泊することができます。

施設もきれいでしたし、人もあまりいないのでいいキャンプ場でした。

雲が少しかかっていましたが、南アルプス深南部の山々がよく見えるロケーションです。

ツェルト泊の練習だけではなく、キャンプ自体も楽しんだのでキャンプの記録についても近々記事を書く予定です。

アクセス

新東名高速「新静岡IC」より1時間30分程度です。

県道27号と189号の2通りの道がありますが、基本的には県道189号のほうがいいと思います。

行く時には何も調べずに27号で行きましたが、なかなか酷い道でした(笑)

総評

テントと比べて一長一短ですが、一人ならばわざわざテントじゃなく積極的にツェルト泊をしてもいいなと感じました。

今後日帰りロングコース登山をする際には何かあった時に備えてツェルトをザックの中に入れておこうと思います。

お守りがわりにツェルトを携行している方も多いと思いますが、実際に設営するのは慣れていないと結構手間どります。体力が消耗している時にも焦らず設営できるように日頃から準備しておく必要がありますね。

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