概要
日時:2016年3月
鹿児島県の開聞岳に登ってきました!
開聞岳は薩摩富士とも言われ円錐状の美しい山容が特徴的です。登山のコースは単純で道もしっかりしているので百名山の中でも初心者向けな部類です。山頂からは360°の展望で海まで見えます。
登山レベル低
道も整備されており、一本道で分岐が無いので道に迷う可能性はかなり低いと思います。
アクセス
登山の起点は二合目登山口です。公共交通機関ではJR指宿枕崎線開聞駅から徒歩20分程度で登山口に到着します。
鹿児島中央ー(指宿枕崎線)ー指宿ー(指宿枕崎線)ー開聞
ルート
二合目登山口〜開聞岳山頂〜二合目登山口
一本道のため分岐はありません。
コースタイム 4時間30分
開聞岳登山記録
登るまで
近くに住んでいる人以外は開聞岳に登るのに一泊しなければなりません。私は前日に指宿枕崎線の終点、枕崎まで行って宿泊しました。
枕崎駅は最南端の始発駅ということで長いJRの線路の端っことなります。
枕崎駅は終着駅にもかかわらず、駅舎も取り壊され、ホーム1本のみの無人駅と待っています。もの悲しいですが趣があっていい駅だと思います。
私は枕崎まで行ってみたかったので行きましたが、最短で行きたい方は砂蒸し風呂で有名な指宿に宿泊するのが良いのではないでしょうか。
ちなみに、指宿から開聞までの途中の西大山駅はJR最南端の駅として有名です。興味のある方はチェックしてみてください。
そんなこんなで開聞駅に到着して登山口に向かって歩き始めます。
目の前に開聞岳が見えます。美しい円錐状の山です。
かいもん山麓ふれあい公園を奥に進み登山口に到着します。
登山開始
登り始めましょう!
はじめのうちは周囲が鬱蒼とした樹林に覆われており少し暗いです。登山開始が遅くなって下山が遅れると視界が悪くなりそうでこわいですね。
富士山のような円錐状の山なので登山道は急なのかなと心配する方もいるかもしれませんが、直登ではなく斜めに巻きながら登っていくので勾配はさほど急ではありません。また、一度下って登り返すといったことがなく勾配も一定なので歩きやすいです。
七合目辺りからは岩場が多くなってくるので雨のあとなどは注意が必要です。天気の良い時はちょうど良い岩場なので岩場登りを楽しめます。
九合目付近まで登ると火山特有の巨岩が現れ始めます。勾配も次第に急になってきますがもう一踏ん張りです。
そして巨岩を登り切ると山頂に到着します。
無駄のないいい看板です。
924mと百名山の中では標高は筑波山に次いで2番目に低い山ですが山頂からは素晴らしい景色が見えます。
こちらは西側の枕崎方面。海岸線が美しい!
こちらは北の眺望。池田湖がきれいに見えます。鹿児島湾越しに見えるのは桜島でしょうか。
こちらは南東側の眺望。海を挟んで大隅半島の先の佐多岬が見えます。
開聞岳山頂は岩場になっており岩場からは360°の眺望を楽しめます。
空気が澄んでいる時は南の海上に種子島や屋久島が見えるそうですが、この日はあいにく春霞だったので見えませんでした。
山頂は広くて展望が良いので昼食を食べ、休憩するのに最高です!
昼食を食べて山頂を満喫したのでそろそろ帰りましょう。帰りは来た道を引き返します。
岩場の下りで滑らないように気をつけて下山しました。岩場の一帯を抜けるとスイスイと下る事ができます。
登山後記
開聞岳は登りやすく眺望も素晴らしくて予想以上にいい山でした。
帰りは指宿枕崎線に乗って鹿児島方面に向かいましたが、指宿枕崎線は本数が少ないので事前に帰りの時刻を調べておきましょうね。
私は14時8分の電車に乗りましたが、これを逃したら2時間40分待たなければいけないです。ヒエッ...
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