登頂した達成感や山でしか見られない景色、自然の中を歩いている感覚など、登山の楽しみはいろいろ。山の上で自炊をして食事を楽しむのも良いものです。
山の上での自炊となるとラーメンやスープなど汁物が多く、お湯を沸かしたり、水の処理に困ったりしますよね。そのような場合、ホットサンドメーカーがおすすめです。
お湯を沸かす必要もないですし、簡単な食材でも温めるだけで劇的に美味しくなります。
そこで、この記事では登山の自炊やキャンプ場での使用に重点を置いて、ホットサンドメーカーの選び方やおすすめの調理例について紹介していきます!
ホットサンドメーカーの種類と選び方
いろいろな種類がある!
ひとくちにホットサンドメーカーといっても様々な種類があります。
何を作りたいか?使用状況などによっても適したタイプは異なってくるので、まずはホットサンドメーカーの種類をおさらいしておきましょう!
電気式or直火
熱源が電気か?直火か?という問題です。
アウトドア用途なら圧倒的に直火の方がオススメです。当然ですが山の上やキャンプ場では基本的に電気が使えないですからね。
自宅で使うのがメインで、アウトドアといっても電源のあるオートキャンプしかしないという方以外は電気式はおすすめできないです。
また、直火式のホットサンドメーカーはコンパクトなフライパンのように使用することができて便利です。
切れ目があるか?(パン専用か?)
ホットサンドメーカーにはパンを焼くことに特化したタイプと汎用的なタイプがあります。
パンを焼くことに特化したタイプは切れ目があったり耳を閉じることができたりして、パンを焼くのには便利なのですが、パン以外のものを焼く場合にはその機能が邪魔になってしまいます。
フッ素(テフロン)加工されているか?
プレート表面が加工されているタイプとされていないタイプがあります。
加工されていないものの方が値段は安いですが、焦げつきやすく洗うのが非常に手間です。
アウトドアで使用すると、使用直後はアルコールタオル等で軽く拭くことしかできない場合も多いもの。サッと拭くだけで汚れを落とすことができるフッ素加工されているものの方が便利だと思います。
分離できるか?
2枚のプレートを上下に分離できるタイプとできないタイプがあります。
一般的には分離式の方が洗いやすい、油を両面に敷きやすいなど便利だと言われています。
私は分離できないタイプを長年使用していますが、それほど不便を感じたことはないです。
IHに対応しているか?
出先だけでなく、自宅でも使うのであればIH対応のタイプを選んでもいいと思います。
「家では使わない」「自宅にガスコンロがある」などの方はIHに対応してないタイプでも全く問題ないです。
焼き目がついているか?
パンに焼き目をつけられると雰囲気も出ますし、写真映えもします。
一方で焼き目がついたとしても味は変わらないので、焼き目に関してはお好みで選んでもらえればと思います。
注意点として、焼き目がつけられるタイプには鉄板にくぼみがあるので、その部分に汚れがたまりやすく、洗うのが少し大変です。
アウトドアにおすすめのタイプは?
まとめると上の表のような感じです。
使用環境や価値観によってもオススメは変わってきますが、参考程度にしてもらえればと思います。
調理例
では、実際に山の上での調理例を紹介していきます。どれも超手軽ですよ〜。
※空腹の方には刺激が強い画像があるのでご注意ください。
食パンを焼く
これが本来の最もオーソドックスな使い方ですね。
食パンと具を持っていけば、簡単に調理することができます。
調理パンを焼く
登山には調理パンや菓子パンを持っていくことも多いですが、冷えた状態で食べるのと温めた状態で食べるのでは美味しさが全然違います。
特におすすめはカレーパンなどの揚げたパン。カリカリになって美味しいです。
肉まんを焼く
ゆるキャンでお馴染みの焼き肉まん。
肉まんとは全く別の食べ物といった印象で、写真映えもするので非常におすすめです。
肉を焼く
山の上で肉を喰らうのは至高。
ひっくり返すだけで簡単に両面を焼くことができるのもホットサンドメーカーならではのメリットです。
まとめ
自宅でもアウトドアでも大活躍のホットサンドメーカー。
みなさんおすすめの使い方、調理例などあれば教えてもらえれば嬉しいです。
また、「種類が多すぎて選べない!」という方もいるかと思うので、おすすめのホットサンドメーカーを以下に紹介しておきます。参考にしてもらえればと思います。
①私が使っているもの(シンプルなタイプ)
②上下分離できて焼き目付きのタイプ
③上下分離できてIH対応しているタイプ
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