テント泊に必須のテントマット。登山を始めた当初に買った銀マットが6年以上使用してボロボロになったので新しく買いました。
調べてみるとテントマットには大きく4種類あり、それぞれ異なった特徴があるようです。今回買ったテントマットの使用感なども合わせて詳しく見ていきましょう。
4種類のテントマットの比較
テントマットは大きく分けて4種あります。
銀マットは最もシンプルで安い。ただし、かさばるし寝心地はあまりよくありません。安いので初心者がとりあえず買うなら銀マットですかね。
銀マットを使用していくうちに自分がマットに何を重視するか分かってきたら他のマットを購入するのが無難かと思います。
ウレタンマットは銀マットの上位互換のようなイメージです。かさばりますが、断熱性に優れ、寝心地はそこそこ良いです。
エアマットは浮き輪のように空気を入れてふわふわにするタイプ。空気のおかげで地面と接さないので寝心地は良いです。
使用しない時は空気を抜いて圧縮して持ち運ぶことができます。ただし、自分で空気を入れないといけないためやや面倒です。また、空気を保持しているビニールが破れてしまうと使えなくなります。
インフレーターマットはエアマットとウレタンマットのハイブリッドのようなマットです。断熱性もあり、空気を入れる手間もありません。使用しない時は空気を抜いて圧縮して持ち運ぶことができます。これといったデメリットもありません。
ウレタンマットの使用感
マットの購入を検討してた私は、まずは現状の把握を行いました。
以前まで銀マットを使用していましたが、やはり寝心地があまり良くないことが不満でした。
しかし、ザックに外付けができることと、雑に扱っても大丈夫な点は良い点だと思ってました。
ということで、銀マットの上位互換であるウレタンマットを購入しました。
購入したのは「THERMAREST(サーマレスト)Zライトソル レギュラー」です。結論から言うと、非常に良い買い物でした!
使用した感想
これまで使用していた銀マットと比較した感想です。
まず思ったのが、軽いことです。410gとのことなので500mlのペットボトルよりも軽いです。(軽さに関しては銀マットも軽く、あまり変わりありません)
波状になっているのが特徴です。
マットの面には凹凸があり、この凹凸のおかげで地面にある石の感触が伝わりません。銀マットではどうしても石の感触が伝わるのが気になって寝心地が良くありませんでした。
また、地面からの冷気が伝わりにくいと感じました。凹凸のおかげで空気の層ができること、厚さを稼いで地面からの距離が大きいことなどが影響しているんですかね。
サイズ感
次にサイズ感を見ていきましょう。
サイズ感は持ち運ぶうえでかなり重要になってきます。
幅は51cmと以前使用していた銀マットよりも狭いです。私は気になりませんでしたが、大柄な方には少し狭いかもしれないです。
幅が狭いので、畳むとカップ麺ひとつ分ぐらい短くなります。持ち運びに便利になります。(詳しくは後ほど)
上から見た大きさはほとんど変わりません。これなら以前と同じようにザックに外付けできそうです。(この写真はカップ麺を使って高さを合わせて撮っているので遠近法のマジックではありません。)
ザックに装着してみた様子はこのようになります。
銀マットはザックの上に突き出ていて、狭い道を通る時など地味に邪魔でした。それが、今回買ったサーマレストではちょうどザックの上部に収まる大きさなので狭い道も通りやすくなりました。
種類が豊富なマットですが、自分に合う物を選んで快適なテント泊をお過ごし下さい!
おすすめのテントマット
4種類のマットについて、それぞれ調べた結果のおすすめの商品を紹介しておきます。種類が多すぎて探すのが面倒な方は参考にしてみて下さい。
ウレタンマット:THERMAREST(サーマレスト)Zライトソル レギュラー 6000〜7000円
私が今回購入したものです。サイズがレギュラーとスモールの2種類ありますが、スモールは短くなっていますので別に枕が必要です。間違えないように注意してくださいね。
銀マット:BUNDOK(バンドック) アルミ ロールマット 1000円程度
エアマット:コールマン Coleman コンフォートエアーマットレス /W 170A6488 3500〜4000円
インフレーターマット:ロゴス セルフインフレートマットSOLO 8000円程度
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