アイゼンの種類と選び方(チェーンスパイク、軽アイゼン)

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登山グッズ

雪の積もった山に登ろうと思うと必須なのがアイゼン。大きく分けてチェーンスパイク、軽アイゼン、アイゼンとたくさん種類があり、どのような基準で選んだらいいのか分からないという方も少なくないかと思います。

そこで、アイゼン類の選び方やその機能などを詳しくみていきましょう。

アイゼンとは?

まずはアイゼンの語源や由来について軽く知っておきましょう。

アイゼンとはドイツ語のシュタクアイゼン(Steigeisen)に由来します。登山用品はドイツ語由来のものが多いですがアイゼンもその一つです。ちなみにSteigeisenというのはSteigen(登る)+eisen(鉄)からなる単語です。ドイツ語はこんな感じで複数の単語をくっつけて長い単語にすることがよくあります。

単に「アイゼン」だけで登山用品のアイゼンのことを指すのは和製語なので外国の人には通じないそうです。英語圏ではクランポン(Crampons)というみたいですが、日本ではクランポンというよりアイゼンの方が一般的ですね。

3種類のアイゼン

アイゼンは大きく分けて3種類あります。

それぞれのメリットとデメリット、どんな山に適した装備なのか説明していきます。

①チェーンスパイク

モンベル公式より

小さな爪がチェーンとゴムと繋がっているような形状です。

重量が両足で300g程度

チェーンスパイクのメリット

着脱が簡単

靴下を履くような感覚で履くことができて、どんな靴にも簡単につけることができます。

普段と同じ感覚で歩くことができる

靴底全体に小さな爪がついているので普段と同じような感覚で歩くことができます。

凍結箇所や無雪箇所でも歩くことができる

低山だったら雪が積もっていないところや単に地面が凍っているだけのところもあります。軽アイゼンだったらガリガリして歩きにくいですが、チェーンスパイクだったら履いたままでも歩くことができます。

チェーンスパイクのデメリット

雪が深いと効果が薄い

軽アイゼンと比べて爪が小さいためグリップ力は小さいです。

シューズとの一体感が弱い

ゴムを靴に引っ掛けているだけなので固定する力はあまり強くありません。傾斜が急な道ではチェーンスパイクがずれて踏ん張りが効かない可能性もあります。

チェーンスパイクはどんな山にオススメ?

冬の低山で念の為に持っていくのに適しています。

特に雪が積もっているのか積もっていないのか微妙というような山にオススメです。

②軽アイゼン

モンベル公式より

4本爪、6本爪、8本爪など種類が豊富です。

重量は爪の本数にもよりますが、両足で300g〜500g程度です。

軽アイゼンのメリット

着脱が比較的簡単

チェーンスパイクには及びませんが、バックルでとめる形式が一般的で多くの靴に簡単につけることができます。

雪のある斜面でも歩くことができる

チェーンスパイクと比べて爪が大きく靴に固定する力も強いため、ある程度の斜面でも歩くことができます。

軽アイゼンのデメリット

歩き方に注意が必要

土踏まずの部分にしか爪がついていません。靴底を地面と平行にして爪を差すような意識で歩くのがコツです。

急斜面を登ることはできない

つま先部分に爪がなく、爪も大きくはないので急斜面を登るのは難しいです。

軽アイゼンはどんな山にオススメ?

低山の冬山や残雪期の雪渓歩行での使用が適しています。

様々な場面で使いやすいので念の為にザックの中に入れていくのにオススメです。

ただし、本格的な雪山登山をしたい場合には次に紹介する重アイゼンを装備しましょう。

③重アイゼン

(単にアイゼンと呼ぶことも多いが一般名のアイゼンとの区別のために重アイゼンと呼ぶこととします)

モンベル公式より

10本爪、12本爪が多いです。つま先にも大きな爪があるのが特徴です。

重量は両足で800g〜1000g程度です。

重アイゼンのメリット

急斜面でも登ることができる

爪が大きく、つま先側にも爪があるので急斜面でも登ることができます。

重アイゼンのデメリット

着脱が大変

着脱は大変ですが登山中に着脱を繰り返す必要はないのであまり気にする必要はありません。

それよりもサイズ的に靴によってつけられるアイゼンとつけられないアイゼンがあるので購入前につけられるかどうか確認が必要です。

重くてかさ張る

低山や夏の雪渓登山で念の為に持っていくというような使い方には向いていません。

重アイゼンはどんな山にオススメ?

2000mを超える山など本格的な冬山の縦走に適しています。

逆に言うと雪が積もっている時期に2000mを超えるような山や傾斜が急な山に登るのならば重アイゼンが必須です。その場合は重アイゼンだけでなくピッケルなど他にも必要な装備はあります。

まとめ

以上の各種アイゼンの特徴をまとめると下の表のようになります。

本格的な雪山登山には重アイゼンが必須ですが、夏山の雪渓や軽度の雪山に登るだけであればチェーンスパイクや軽アイゼンがあるだけで非常に心強いです。

必要な装備をしっかりと準備して安全に登山を楽しみましょう!

最後にオススメのアイゼンを紹介します。よかったら参考にしてみてください。

①チェーンスパイク

スノーライン チェーンセンプロ SL44UES001

②軽アイゼン

ベルモント BS-010 軽アイゼン7SEVEN

③アイゼン

エバニュー 10本爪アイゼン

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