概要
日時:2021年8月
入笠湿原まで行ってきました。入笠湿原は入笠山への登山の途中にある湿原で高山植物が豊富なことでも知られています。
ゴンドラリフトが通っており、入笠湿原までだったら登山初心者でも簡単に行く事ができます。今回は入笠山に登りませんでしたが入笠湿原だけでも十分に楽しむことができましたよ!
登山レベル 低
ゴンドラリフトも通っており、道もよく整備されています。仮にゴンドラリフトを使用せずに山頂まで登ったとしてもそれほど難易度は高くない山です。
アクセス
今回はゴンドラリフトを使用したので富士見パノラマリゾートに駐車しました。
車の場合、中央自動車道「小淵沢IC」より約20分です。駐車場はかなり広く、満車になることはほとんどないと思います。
また、JR富士見駅より無料シャトルバスも運行されています。詳細は富士見パノラマリゾートのHPをご覧ください。
自力で登るという方は入笠山登山口(沢入)まで車で行くのが一般的です。
入笠山から山頂まで登る場合には片道約1時間30分、ゴンドラ山頂駅から山頂まで登る場合には片道約30分です。
ルート
ゴンドラリフト山頂駅〜入笠湿原〜マナスル山荘〜お花畑〜ゴンドラリフト山頂駅
コースタイム 約40分
入笠山登山記録
登るまで
富士見パノラマリゾートのゴンドラリフトは8:30より営業開始です。
駐車場はかなり広いので場所には困りません。
すでに八ヶ岳の眺望が素晴らしいです。
受付でゴンドラリフトのチケットを購入して乗り場へと向かいます。
冬にはスキー場にもなっていることもあり、気持ちのいいゲレンデが広がっています。
受付から乗り場までは歩いて5分ぐらいでした。登山客だけでなく、マウンテンバイクを楽しむ方も多いようです。
かなりの急斜面ですが、ロープウェイを利用したらこんな急斜面でも楽に登ることができて素晴らしいですね。
いざ、乗車!
標高1000mの山麓駅から標高1780mのゴンドラ山頂駅まで10分程度で登ることができます。
ゴンドラ山頂駅からは八ヶ岳の眺望が素晴らしいです。
ここから入笠湿原を目指して進んでいきましょう!
登山開始
登山道の脇にはさまざまなお花が咲いています。ゆっくりと鑑賞しながら歩いていきましょう。
こちらはカワラナデシコ。小さく可愛らしい。
こちらはマツムシソウ。8月に見られるお花です。
道はなだらかでよく整備されていますので初心者でも安心して歩くことができます。
ゴンドラ山頂駅より10分程度歩くと一気に湿原が広がります!いい景色〜!
湿原は高山植物の宝庫でした。
こちらはコオニユリ。色鮮やかで美しい。
こちらはクガイソウ。花期は7月なので枯れかけですね。鳥取県の大山ではクガイソウの群生が非常に美しかったです。
こちらはツリガネニンジン。淡い青紫色の花を多数咲かせます。
入笠湿原には立派な看板もあります。
さらに山頂方面に少し進んで、お花畑まで行きました。途中には山荘もあるので休憩してもいいかもしれません。
こちらも入笠湿原に負けず劣らず色とりどりのお花が咲いています。
こちらはシモツケ。鮮やかなピンク色が目を引きます。
こちらはオタカラコウ。
こちらはヤナギラン。
この辺りで満足したので引き返しました。今回はお花が目的だったので山頂には行きませんでした。
とは言っても、お花畑からあと20分ぐらい歩けば山頂まで登ることもできるので折角なら山頂まで行っても良かったかもしれないですね。
登山後記
入笠山は以前11月頃に登った時がありましたが、その時には天気もよくなく、お花も咲いていなかったのであまり印象がありませんでした。
今回は山頂まで登りはしませんでしたが、晴れた夏の日に行くのが良いですね。アクセスも良いですし、こんなにお手軽に八ヶ岳方面の絶景と様々な高山植物を見られる山はなかなか無いです。
いつもはもっとハードな登山ばかりしていますが、たまには今回みたいにゆるいハイキングも良いものですね。
コメント (感想、質問など書いてもらえると非常に喜びます)