妙義山【群馬】石門を楽しみ中間道を通る(初心者向け)

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概要

日時:2015年5月

群馬県の妙義山に登ってきました。妙義山は標高は1000m程度とあまり高い山ではありませんが、危険箇所がたくさんあることでも有名です。

コースによってはかなり危険な箇所もありますが、今回紹介する石門〜中間道であれば適度なスリルを味わうことができる楽しい山でした。

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多少危険な箇所もあるので十分注意しましょう。間違って危険なルートを進んでしまうと大変なことになってしまうので道を間違えないようにしましょう。

アクセス

登山の起点は中之嶽神社

車でアクセスする場合

上信越自動車道「松井田妙義IC」下車のち20分程度です。中之嶽神社には400台程度の大きな駐車場もあります。

公共交通機関でアクセスする場合

JR信越本線「松井田駅」よりタクシーで25分(4000円)程度です。

西上州の山域はバスで登山口までアクセスするのが難しいのが難点です。その中でも妙義山はタクシーを利用するのも現実的な距離感ですのでアクセスはしやすい方です。

ルート

中之嶽神社〜石門めぐり〜中間道〜妙義神社南門〜白雲山登山口〜大の字〜妙義神社南門

コースタイム 3時間50分

妙義山登山記録

登るまで

西上州の山域については登ってみたいと思いつつ、アクセスの悪さから敬遠していました。あるあるですよね(笑)

が、どうしても妙義山に行ってみたいと思ったので重い腰を上げて挑戦することとしました。

今回は公共交通機関とタクシーを利用してアクセスします。

中之嶽神社に到着すると、いきなり妙義山の特徴的な山容が姿を見せます。

山肌のゴツゴツ感がすごい!

登山口は分かりやすいので迷う心配は要りません。早速石門巡りを楽しみましょう。

登山開始

ちょうど5月の上旬ということもあり、新緑が美しい季節です。

石門巡りは初心者でも通行可能なルートとなっていますが、急斜面の鎖場などもあるので注意が必要です。(写真はカニの横ばい)

しばらく進んでいくと石門が見えてきました。

振り返ると山の岩肌が見えます。他の山域ではなかなか味わうことのできない良さがあります。

こちらが第二石門。スリルは満点ですが、足場はしっかりしており、鎖もあるので注意して登ればさほど危険ではないと思います。

こちらは石門広場。何が起こったらこのような景観がうまれるのでしょうかね。

妙義山をはじめとした西上州は奇岩など、特徴的な景観があって魅力的です。

石門巡りを過ぎると中間道に入ります。まずは断崖絶壁のすぐ横にある道を通ります。

途中からは南東の景色も見えます。赤久縄山(あかぐなやま)、御荷鉾山(みかほやま)など難読地名が多いです。いずれの山もアクセスがなかなか困難ですが、個人的にはいつか行って見たいと思う山です。

北側を眺めると妙義山の稜線も見えます。ゴツゴツしていていかにも危険なのがよく分かります。あそこを歩こうなんて勇気は私にはありません(笑)

東側、松井田方面の景色です。東側には関東平野が広がっていることがよく分かります。

西上州は山深いという印象でしたが、妙義山は関東平野との境界にあたる山手になっているのですね。

そして、中間道をしばらく進んでいくと妙義神社に到着しました。

中間道には目立った危険箇所がなく初心者でも安心して通行できると思います。ただし、分岐などで道を間違って妙義山の稜線へと向かう方に行ってしまわないように気をつけましょう。

妙義神社に到着したら、それで下山しても良かったのですが、どうせだったらもう少しスリルのあるところまで行ってみたいということで白雲山登山口から大の字まで往復することとしました。

(大の字までだったらそこまで危険ではありませんが、白雲山まで行くのはかなり危険なルートとなりますのでご注意ください。)

大の字の直前には15mもある鎖場があります。困難なようならここで引き返すのが良いでしょう。

大の字まで登ると白雲山方面の岩肌も見えてきます。

正直私は大の字に至るまでで結構きついと思ったので、これ以上進みたいとは思えなかったです(笑)

大の字からは東側の展望も良いです。が、中間道から見られる景色とさほど大きな差はないように感じられます。

スリルを楽しみたいといった目的があれば大の字まで行くのも良いかもしれませんが、安全なところから景色を楽しみたいのであればわざわざ大の字まで行く必要はないですね。

予定通り大の字からは引き返して下山しました。白雲山方面まで進む方は十分お気をつけください。

登山後記

下山後には温泉に入りましょう。

下山した妙義神社の近くにちょうど「妙義ふれあいプラザもみじの湯」があります。

露天風呂からは妙義山を拝むこともできます。

以下感想など。

妙義山は危険だということで有名ですが、今回紹介したルートは多少のスリルはあるもののさほど危険ではありません。北アルプスや八ヶ岳などの本格的な岩場に挑戦する前に練習として妙義山に挑戦してみるのもおすすめです。

ただし、稜線を通るルートはかなり危険とのことなのでくれぐれも注意してください。(私は行こうとは思いませんが...)

いずれにしても妙義山をはじめとした西上州の山域は奇岩なども多く、他の山域とはまた違った雰囲気がありますね。荒船山、御座山(おぐらさん)など行ってみたい山もたくさんあります。西上州は個人的に未知の領域なので皆さんもおすすめの山があればぜひ教えて欲しいです。

それではまたっ!

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