熊伏山【長野】青崩峠より日帰り。南アルプスの展望が素晴らしい!

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登山レベル中

概要

日時:2021年11月

長野県の熊伏山に登ってきました。熊伏山は長野県飯田市と下伊那郡天龍村の間に位置する標高1653mの山で日本三百名山、信州百名山に選定されています。

紅葉に彩られた遠山郷の風景や南アルプスの山々を見ることができる山でした。

登山レベル 中

熊伏山は山と高原地図に記載されていないエリアなので少し心配していましたが、道は思ったよりも整備されていました。

コースタイムも4時間20分と標準的で危険な箇所もないので難易度はそんなに高くはないです。

アクセス

今回の登山の起点は青崩峠駐車場

新東名自動車道「浜北IC」より約1時間30分です。

愛知県側からアクセスする場合には三遠南信自動車道「佐久間川合IC」より約1時間です。

いずれにせよ狭い国道(酷道?)が長く続くのでアクセスするのが大変です。

※国道152号は頻繁に通行止めになるので事前に確認しましょう。私が行った時には兵越峠が通行止めになっており静岡県と長野県の県境を超えることができませんでした。

公共交通機関のみでアクセスする場合にはJR飯田駅より長野県側の「かぐらの湯」までバスで行ってそこから車道を2時間程度歩くことで一応アクセスすることが可能です。

ルート

青崩峠駐車場〜青崩峠〜青崩の頭〜熊伏山〜青崩峠〜青崩峠駐車場

コースタイム 4時間20分

登山口は主に長野県側の平岡(天龍村)、小和田(南信濃村)と静岡県側の青崩峠の3つがあります。

静岡県側の青崩峠からのルートは水窪情報サイト、長野県側の平岡(天龍村)からのルートは天龍村HP、小和田(南信濃村)からのルートは遠山郷観光サイトにも記載されています。

熊伏山登山記録

登るまで

登山口の青崩峠駐車場に到着したのが8時ごろ。

駐車スペースは10台程度あります。

まずは青崩峠を目指して登山道へ進みます。

登山開始

青崩峠はかつて「塩の道」と呼ばれ主要な街道だったそうです。

その名残なのか青崩峠までの道は遊歩道として整備されています。

道は整備されているとはいえ、そこそこ急な登りです。

昔の人は荷物を担いでここを登ったと考えると大変ですね。

木の橋を渡ります。

途中には「青崩峠古道」と書かれた看板がありテンションが上がります。

駐車場から歩くこと約15分、青崩峠に到着しました!

点線国道マニアとして青崩峠は一度来てみたかったので感慨もひとしおです。

青崩峠からは静岡県側がよく見えます。

青崩峠から先は熊伏山の登山道に入っていきます。

11月初旬で紅葉も見頃でした。

紅葉に彩られた山肌を見ることもできます。

マイナーな山かと思っていましたが意外と道は整備されています。

天気も良くて気持ちいい!

青崩峠から歩くこと約40分、青崩の頭に到着しました!

広場となっており展望がいい箇所もあるので休憩には最適です。

南アルプス南部の山々が見えます。

さらに進んでいきます。

観音山分岐に到着しました。

ここからは明るい尾根道となります。樹林が邪魔で展望はイマイチですが...

熊伏山の山頂に到着しました!駐車場から2時間ぐらいでした。

山頂は広々としており、一等三角点もあります。

山頂からは南アルプス方面の展望が良いです。

奥の右側に見える少しとんがった山が黒法師岳、そこから左側に丸盆岳、不動岳へと続いています。

右側に見える大きな山が中ノ尾根山、奥の方には池口岳や光岳も見えます。

左奥には雪を被った聖岳がほんのわずかに見えます。

聖岳と赤石岳と思われるもののアップ。木が邪魔であんまりよく分からないですね(笑)

山頂は展望もよく広々としているので休憩には最適でした。

ラーメンを作ったり本を読んだりしていると1時間ぐらい経っていて身体が冷えてきたので下山することとしました。

登ってきた際には気づきませんでしたが登山道の途中からも南アルプスの山々が見えるところがありました。

静岡県側の風景。かなり山深いですね。ちなみにこの辺り一帯は政令指定都市の浜松市です。

青崩の頭まで戻ってきました。

登りの際には気づきませんでしたが、ここからも聖岳や赤石岳が見えていました。

南アルプス南部は有名ではない山が多数あって正直よく分からないけど好きな山域です!

さらに進むと遠山郷の風景がよく見えます。

山肌も美しい。

この辺りは青崩峠から10分ぐらいなので観光客もよく来ていました。

無事下山することができました。下山した頃には観光客がたくさんいました。

登山後記

往復4時間程度と手軽に登ることができて紅葉や南アルプスの山々を楽しむことができるいい山でした。

また、熊伏山に登る途中には点線国道、旧街道などで有名な青崩峠を観光することができるのも良いポイントです。

ただ、聖岳や赤石岳の展望がいいと期待していましたが、そこまで良くはなかったのが少し残念でした。(景色は悪くはないので過度に期待しすぎないようにしましょう。)

ちなみに、この辺りは佐久間ダム、秋葉ダムなどダムがたくさんある地域なので帰る途中に立ち寄ることもできますよ。

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