概要
日時:2014年8月
山梨県の三ツ峠山に登ってきました。三ツ峠山は木無山、開運山、御巣鷹山の三つの山の総称であり、今回は最高峰の開運山だけ登ってきました。
三ツ峠山は富士山の眺望が良いことでも有名で、200名山にも選ばれています。
登山レベル 中
コースタイムはやや長いですが、危険な箇所はほとんどありません。
アクセス
登山の起点は三ツ峠登山口。三ツ峠登山口までは河口湖駅からバスが出ています。が、本数が少ないので事前に調べておきましょう。詳細は富士急行バスのHPをご確認ください。
東京からのざっくりとしたアクセスは以下のようになります。
東京ー(中央線)ー高尾ー(中央線)ー大月ー(富士急行線)ー河口湖駅ー(富士急行バス)ー三ツ峠登山口
ルート
三ツ峠登山口〜三ツ峠山荘〜開運山〜屏風岩〜大曲り〜達磨石〜三つ峠駅
コースタイム 5時間
三ツ峠山登山記録
登るまで
三ツ峠は「ヤマノススメ」というマンガ・アニメの舞台になったこともあり、道中には各所にポスターもありました。ヤマノススメで選択していたルートは三つ峠駅からの往復ですが、かなり時間がかかってしまうため私たちはバスで三ツ峠登山口まで行くルートを取りました。
三つ峠登山口は標高1230mです。バスに乗車することでここまで標高を稼ぐことができるなんて最高です。
登山開始
バスを下車したらトンネルの直前にある三叉路を右手に曲がり、舗装された道路をしばらく歩きます。15分ほど歩くと登山口に着きます。
登山口からは樹林帯の登りが続きます。
三ツ峠山荘の手前まで来ると展望が開けます。
富士吉田の市街地がよく見えますね。
三ツ峠山荘にはヤマノススメのポスターも貼ってありました!
ここまで来れば山頂まではあと少しなので頑張りましょう!
進んでいくと富士山が見えてきました!
少し雲が多くて全貌が確認できませんが、かなり大きく見えますね。雲が晴れて欲しい...!
奥には三ツ峠山から清八山方面へと続く稜線もよく見えます。
こちらはNHKの通信施設です。これもヤマノススメで出てきたやつですね。再現度が高くて感動します。
三ツ峠山荘からも結構登ってきました。奥の方も山が続いていることがわかります。
三ツ峠山、開運山に到着!
山頂の看板が立派です。
山頂からは富士山がよく見えるということですが、残念ながら雲に覆われていて全貌が確認できませんでした。
今更ですが、標高もさほど高くないので暑いし、雲が多くて富士山が見えないと魅力が半減してしまうので真夏に来るものじゃないですね。
富士山に雪が被るようになる秋〜冬の時期に来るのがベストなような気がします。
ここからは三つ峠駅方面へと下山していきましょう!
ちなみに、下山ルートはヤマノススメで通っていたルートと同じルートです。
いきなりものすごい岩壁が出現してきます。
屏風岩というらしく、圧巻の風景です。
引きで見ると岩場の壮大さがわかるかと思います。
さらに進んでいくとガレ場に着きます。
ロープで仕切られてはいますが、結構スリルがあります。
ある程度慣れている方なら大丈夫だと思いますが初心者の方にはちょっと怖いかもしれません。
注意して進みましょう!
さらに進んでいくと、地蔵がたくさんある場所に出ます。
ちょっと怖いですね...
地蔵のところから30分程度下っていくと、馬返しに到着します。
看板にも書かれているように山頂は展望が素晴らしいようですね。また展望の良さそうな時に来てみたいです。
さらに20分程度下ると股のぞきに到着です。二股になっている木の間から眺望が望めるということみたいです。
さらに20分程度で達磨石に到着します。ここまで来ればほとんど下山できたも同然です。
「山はゴミ箱ではありませ〜ん」とのことです。
ポップな感じでいい看板ですね。
下山すると川が流れていました。かなり暑かったので川の音を聞くだけでいくぶん涼しげな気分になります。
途中にあった公衆トイレ。三つの山があるのは三ツ峠山を模しているからなのでしょうね。
そして三ツ峠グリーンセンターに到着。三ツ峠グリーンセンターでは休憩所もあってゆっくり休憩することができます。
下山してからここまでも結構距離があって疲れました。
三ツ峠駅からの富士急行線は本数も少ないのでここで休憩しながら電車までの時間をつぶすというように使えるかと思います。
登山後記
三ツ峠山はかなりいい山だったと思います。ただし、私のように8月の真夏に登るのはあまりおすすめできません。秋〜冬の富士山が美しく見える時期に登るのがいいんじゃないでしょうか。
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