概要
日時:2020年8月
山梨県と長野県の県境にある金峰山に登ってきました。金峰山は瑞牆山との縦走も良いですが、大弛峠から金峰山単独で登ると余裕で日帰りが可能です。時間に余裕があれば下山後には隣の国師ヶ岳にも登ってみるのも良いかと思います。
登山レベル 中
今回のルート(大弛峠からの往復)は行程も短く、危険な箇所もないので初心者にもおすすめです。もっとハードなのが好みだという方は瑞牆山からの縦走など様々なルートをとることができます。
アクセス
登山の起点は大弛峠です。
大弛峠は既に2365mもありますが、かなり山の奥にあるためアクセスが悪いです。
車で行くなら、勝沼ICで下車後、約2時間です。(山梨方面から)
ちなみに、長野方面からも一応アクセスは可能なんですが、悪路のため四駆以外では厳しいそうなのでご注意ください。
公共交通機関で行く場合、途中の柳平でバスを乗り換える必要があります。
東京方面ー(JR中央線)ー塩山駅ー(バス)ー柳平ー(バス)ー大弛峠
バスの時刻表など詳細は山梨市のHPをご確認ください。(季節運行で予約が必要みたいです。)
ルート
大弛峠〜朝日岳〜金峰山〜朝日岳〜大弛峠
コースタイム 4時間30分
金峰山登山記録
登るまで
大弛峠は既に2365mもあり、金峰山は標高2599mなので、単純の標高差は300mもありません。大弛峠は金峰山をかなり楽に登れる登山口として知られていますね。
ただし、大弛峠に行くまでが結構大変でした。道はそれなりに整備されてはいるんですが、とにかく林道が長いです。
やっとのことで大弛峠についたと思ったら、今度は車がいっぱいで駐車する場所を探すのが大変でした。
そんなこんなで大弛峠まで来るだけでかなり疲れました。登山より疲れたかもしれません。
登山開始
大弛峠からスタートです。
ただし、この日の天気は曇りでした。天気予報では快晴のはずだったんですがねえ...
スタートしてしばらくは樹林帯の緩やかな登りです。
30分程度歩くと朝日峠に着きました。
朝日峠からしばらく登って朝日岳に近づいてくると展望が開けてきます。
しかし、やはり雲が多くてあまり展望は望めないですね。
朝日岳から見える金峰山。一応山頂の五丈石らしきものは見えますね。
朝日岳からはしばらく下ります。
また樹林帯に入っていって展望が見えなくなりますが、問題ありません。どうせ展望はないのですから。
そして、金峰山に近づいてくるとまた展望が開けてきました。
おっ?青空が見えてきました。期待が持てますね!
と思ったらまたガスってきました。
まあそんなにうまくはいかないですよね。
そして、金峰山に到着しました!
金峰山の山頂はここですが、山頂付近は狭くてゆっくりできないので少し移動します。
五丈石付近で休憩します。
五丈石に登っている人もちらほらいました。
私は高所恐怖症なので絶対に無理です。余談ですが、「高所恐怖症なんですよ〜」と言うと決まって「登山やってるのに?」と聞き返されます。
登山やっている方だったらわかると思いますが、高所恐怖症でも登山はできるんですよね。これを登山しない人にうまく伝えることができないんですが...(上手い説明方法があったら教えて欲しいです)
五丈石の近くで30分程度晴れるのを待っていましたが、晴れる気配がなかったので諦めて下山することにしました。
ちなみにこちらが最も晴れた時(当社比)の様子です。ガスっていても五丈石の圧倒的な雰囲気は伝わってきたので来た甲斐はありました。
下山する時にはこんな感じで一面ガスになっていました。
標高を下げていくと次第に晴れてきました。山頂付近にだけ雲がかかっていたんですね。今年はこんな感じが多くて嫌になってしまいます。
下山中、尾根の北側にも展望が見られました。見えているのは朝日岳の尾根でしょうか。
見えている方角に有名な山はありませんが、かなり山深い様子は分かりました。
ということで、無事下山できました!
登山後記
晴れて展望が良ければもっと良かったですが、金峰山の山深い様子や圧巻の五丈石の雰囲気を味わえたので満足しました。今度は天気の良い日に瑞牆山〜金峰山の縦走してみたいですね。
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