災害大国日本。台風や大雨、竜巻、地震などで避難を余儀なくされる方は毎年のようにいます。
そんな中、登山やキャンプなどのアウトドア用品は災害対策にも効果的なものも多いです。
そこで、改めて災害のリスクや必要な備蓄品について確認していきましょう!
災害のリスクについて
2021年12月、千島・日本海溝の巨大地震について衝撃的な被害想定が発表されました。
北海道から岩手県にかけての沖合にある「千島海溝」と「日本海溝」で、巨大地震と津波が発生した場合の国の新たな被害の想定がまとまりました。
最悪の場合、死者は10万人から19万9000人に達し、津波から逃れても低体温症となり死亡する危険性もあると想定されています。
一方、迅速な避難や施設の整備などを進めれば、被害を大幅に減らすことができるとしています。
NHKニュース
また、長年言われていますが南海トラフ地震や首都直下地震などに関してはいつ起きてもおかしくない状況とのことです。
近い将来の発生の切迫性が指摘されている大規模地震には、南海トラフ地震、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震、首都直下地震、中部圏・近畿圏直下地震があります。
中でも、関東から九州の広い範囲で強い揺れと高い津波が発生するとされる南海トラフ地震と、首都中枢機能への影響が懸念される首都直下地震は、今後30年以内に発生する確率が70%と高い数字で予想されています。
内閣府 防災情報
では、自然災害の発生確率はどのぐらいなんでしょうか?
30年以内に居住地の近くを台風が通過する確率はなんと100%!
地域によってもリスクの高さは異なりますが、地震や台風、大雨、火災によって被災する可能性は十分にあります。
なので日頃から災害に備えて以下のことに留意しましょう!
- ハザードマップや避難場所、避難経路を確認する
- 職場や学校などの出先からどのように帰宅するか考える
- 緊急時の家族との連絡方法について共有する
- 必要な備蓄品を準備する
ハザードマップについては国土交通省のHPを参照してください。
家族との連絡方法についてはいくつかあります。詳しくは東京都防災HPをご覧ください。
必要な備蓄品は?
災害に備えた備蓄をすべきだとは思うけど、何をどのくらい準備すれば良いか分からない...
そんな方は東京備蓄ナビで自分に合った備蓄を簡単に調べることができます。
例えば、集合住宅に住む一般的な1人暮らし男性の場合の必要なものリストは以下の通りです。
もうね、訳分からんぐらい多いです。
ライフラインが止まるとそれだけ大変ということがよく分かります。
ぜひ東京備蓄ナビで自分の場合はどれぐらいのものを準備すべきなのか調べてみてください。
準備するとどれぐらいになる?
上記のリストに記載されているものをある程度準備してみました。
まずは食料品に関して、この画像に載っているのは以下の通りです。
最低でも必要量の半分程度は備蓄しておく必要があると思います。(この画像に載っていないものもあります。)
栄養補助食品(カロリーメイト、クリーム玄米ブランなど)、プロテインバー、健康飲料粉末、お菓子、レトルト食品、缶詰などは登山の行動食やキャンプの自炊でも頻繁に使いますよね。
そのようなものは日頃から多めに準備しておき、賞味期限が近いものから使っていくようにするのが良いと思います!
次に生活用品に関して、この画像に載っているのは以下の通りです。
テント、寝袋、マットなどはリストには記載されていませんでしたが、避難所に行った際の着替え時などにも役立ちそうです。
特に冬場は低体温症になるリスクもあるため、使い捨てカイロやガスなどは多めに準備しておいた方が良いのではないかと考えられます。
また、盲点なのが簡易トイレ。断水時はトイレが使用できなくなるため簡易トイレは必ず準備しておいた方が良いと思います。
他にもLEDランタンを初めて購入しましたが安いのもは1000円程度で買うことができ、キャンプなどでも使用することができるため汎用性が高いと思います。
充電方法(ソーラー or USB給電 or 電池式)や懐中電灯機能の有無、スマホ充電機能の有無、光の強さなどたくさんの種類がありますが、総合的に見ておすすめの商品はこちらです。
日頃から災害について考えておこう!
繰り返しになりますが、日頃から災害に備えて以下の点について確認しておきましょう!
- ハザードマップや避難場所、避難経路を確認する
- 職場や学校などの出先からどのように帰宅するか考える
- 緊急時の家族との連絡方法について共有する
- 必要な備蓄品を準備する
私も防災に関しては専門家などではないので至らぬ部分もあるかもしれません。間違っている点や補足事項などがありましたらコメントしてもらえると助かります。
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