【電車代編】登山にかかる交通費を節約する5つの方法

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山に行きたいけどお金がない!電車代だけでもかなり負担になる...

登山が好きな方の中には、このような悩みを抱えている方も多いんじゃないでしょうか。

私も以前、東京に住んでいた時には同様の悩みがありました。

そこで(主に登山の際の)電車代を節約する方法について紹介していきます。

①私鉄を利用する

都内から八ヶ岳など中央線沿線の山に行く場合、普通にJR中央線に乗車する方も多いかと思います。

しかし、実は新宿〜高尾の区間は京王線を利用することで電車賃が少し安くなります

例えば新宿から甲府まで行く場合、JRのみだと2,310円、高尾まで京王線を利用すると1,885円となり、425円も安くなります!所要時間はそれほど変わらないです。

箱根以西の山に行く場合も同様に、JR東海道線ではなく小田原までは小田急線を使用することで電車賃が少し安くなります

例えば新宿から熱海まで行く場合、JRのみだと1,980円、小田原まで小田急線を利用すると1,309円となり、671円も安くなります!所要時間は東海道線利用の場合にやや軍配が上がりますが、これだけ安くなるのであれば小田急線の利用価値はあります。

②フリーパス等のお得なきっぷを利用する

特定区間の電車やバス、ケーブルカーなどに割引料金で乗車することができるお得な切符が各社から発売されています。

小田急HPより

以下、代表的なフリーパスを紹介します。他にも登山で使えそうなフリーパスがあれば教えてください!

丹沢・大山フリーパス(小田急)

丹沢・大山フリーパスにはAきっぷ(鉄道、バス、ケーブルカーに乗車可能)とBきっぷ(鉄道、バスに乗車可能)があります。

小田急HPより

大山ケーブルカーに乗らない方はBきっぷを利用するのが良いでしょう。

例えば、新宿からのBきっぷの料金は1,560円です。

新宿ー(小田急線;682円)ー渋沢ー(神奈中バス;210円)ー大倉と行く場合、往復で1,784円となるので、フリーパスを利用することで224円安くなります

また、フリーパスは途中下車も可能ですので、「途中に温泉に寄って帰る」なんてこともできます

丹沢・大山フリーパスは小田急線の自動券売機で購入することができます。丹沢・大山フリーパスの詳細はこちらの小田急電鉄HPをご覧ください。

高尾山きっぷ(京王)

高尾山きっぷは、京王線・井の頭線各駅から高尾山口駅までの往復割引乗車券と、高尾山ケーブルカーまたはリフトの割引乗車券(往復または片道)がセットになったおトクなきっぷです。

ケーブルカーまたはリフトを使用するのであれば利用価値は多いにあります!

高尾山きっぷの詳細はこちらの京王電鉄HPをご覧ください。

また、平日限定ですが、鉄道・ケーブルカー/リフト・温泉施設の利用ができる「高尾山湯ったりきっぷ」というものもあります。「高尾山湯ったりきっぷ」の詳細はこちらのパンフレットをご覧ください。

秩父フリーきっぷ(西武)

秩父フリーきっぷは、西武線発駅から西武秩父駅までの往復乗車券と、芦ヶ久保~西武秩父駅間と秩父鉄道(野上・長瀞~三峰口駅間)のフリーきっぷをセットにしたきっぷです。

例えば、池袋から三峰口まで通常なら往復2,480円かかるところですが、フリー切符では2,350円と130円安くなります

両神山や雲取山など三峰口駅を往復で利用する場合には使い勝手の良い切符だと思います。

秩父フリーきっぷの詳細はこちらの西武鉄道HPをご覧ください。

SAITAMAプラチナルート乗車券(東武)

SAITAMAプラチナルート乗車券は、東武鉄道(東上線・越生線全線)と秩父鉄道(寄居駅~三峰口駅間)が1日乗り降り自由となる便利なきっぷです。

東武鉄道HPより

東武線沿線に住んでいる方が三峰口に行く場合には利用価値があると思います。

SAITAMAプラチナルート乗車券の詳細はこちらの東武鉄道HPをご覧ください。

③回数券を利用する

特定の区間を何回も利用する、友人たちと複数人で乗車するなどという場合は回数券を利用するのも選択肢の一つになります。

有効期間、枚数、割引率などは各社異なるので確認していきましょう!

小田急

小田急の回数券は「チケット10」という名前で、レギュラー/オフピーク/ホリデーの3タイプがあります。ともに10枚つづりで有効期間は2ヶ月間ですが、種類によって割引率が異なっています。

種類使用可能日・時間割引率
レギュラーいつでも可約10%引き
オフピーク平日10〜16時、土休日約17%引き
ホリデー土休日約29%引き

詳細はこちらの小田急電鉄公式HPをご覧ください。

京王

京王の回数券も利用可能な時間ごとに3種類あります(有効期限は3ヶ月間)。10枚分の値段で11〜14回乗車することが可能になります。

種類使用可能日・時間枚数割引率
普通回数券いつでも可11枚約9%
時差回数券平日10〜16時、土休日12枚約16%
土休日割引回数券土休日14枚約29%

詳細はこちらの京王グループ公式HPをご覧ください。

西武

西武の回数券(回数乗車券)は京王と同じようなタイプです。利用可能な時間ごとに3種類あり、全て有効期限は3ヶ月間です。10枚分の値段で11〜14回乗車することが可能になります。

種類使用可能日・時間枚数割引率
普通回数乗車券いつでも可11枚約9%
時差回数乗車券平日10〜16時、土休日12枚約16%
土休日割引回数乗車券土休日14枚約29%

詳細はこちらの西武鉄道公式HPをご覧ください。

東武

東武鉄道にも以前までは回数券があったのですが、2021年9月をもって販売を終了しました。

代わりに「トブポマイル」と呼ばれるポイントサービスが開始されました。

東武鉄道 プレスリリースより

同一運賃区間を月8回以上利用する場合にポイント還元が受けられるというものなのですが、チケット制ではないため複数人での利用ができないのが難点です。

詳細はこちらの東武鉄道公式HPをご覧ください。

JR各社

JR東日本やJR西日本、JR九州は在来線の回数券を廃止しています。

JR東海では片道10回分の値段で11回乗車できる回数券があります(有効期間は3ヶ月)。

JR四国では6枚回数券(1割引の価格)があります(有効期間は3ヶ月)。

④青春18きっぷを利用する

「青春18きっぷ」の名前自体は有名ですが、実際に利用したことがある方でなければ詳細を知らない方も多いのではないでしょうか。

青春18きっぷには大まかに以下の特徴があります。

  • JR各社の在来線普通列車に乗車可能
  • 5日分利用可能で12,050円
  • 特定期間のみ利用可能(3/1〜4/10, 7/20〜9/10, 12/10〜1/10)

「青春18きっぷ」という名前ですが年齢制限はありません。「青春」や「18」とは似ても似つかないような私でも問題なく利用することができます。

使用できる期間が限られていますが、うまくハマればかなり交通費を削減することができます

関東からだったら谷川岳八ヶ岳那須岳などなど様々な山に行くことができますよ!

⑤分割乗車する

かなりマニアックな手法ですが、「JRで長距離切符を購入する場合は分割して購入する」ことで安くなる場合があります。

詳細については割愛しますが、こちらのサイトで分割乗車のシミュレーションを行うことが可能です。

分割切符はみどりの窓口で購入することが可能ですが、面倒なら途中駅までの切符を購入して、乗り換え時に一旦改札を出るだけでもいいです。

例えば、茅野〜中野の場合、通常なら3,410円ですが、茅野〜高尾(2,640円)と高尾〜中野(561円)に分割することで200円程度安くなります

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は関東圏のエリアを中心に記事を作成させていただきましたが、他の地域でも回数券や青春18きっぷ、分割乗車については同様に利用できます。

上記のテクニックを駆使し、出費を抑えて登山を楽しんでもらえればと思います!

他にも「こんな節約法がある!」などがあればコメントで教えてもらえれば嬉しいです。

※今回紹介したのは2022年1月時点での情報です。変更される可能性もあるので最新情報は各自でチェックしてください。

(参考)

車での移動にかかる交通費を削減する方法についてもまとめました。

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