高尾山【静岡】静かな山歩きや滝を楽しむことができる山

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登山レベル低

概要

日時:2022年2月

静岡県藤枝市の高尾山に登ってきました。「高尾山」と言えば東京の高尾山が有名ですが、実は全国には20以上も「高尾山」と名前のつく山があります。

比較的手軽に静かな山歩きが楽しめ、眺望もそこそこ良い山でした。

登山レベル 低

道はよく整備されていて林道部分も多いため難易度はそれほど高くないです。

ただし、入山者が多くはないため初心者が一人で登るにはやや心細い感じはあります。

アクセス

登山の起点は蔵田観光駐車場。藤枝バイパス「谷稲葉IC」より約30分です。

蔵田観光駐車場は高根山や宇嶺の滝などの最寄りの駐車場でもあります。

公共交通機関でアクセスする場合、JR東海道線「藤枝駅」より「蔵田BS」までバスが出ています。

ルート

蔵田観光駐車場〜(登山道)〜高尾山〜(林道)〜蔵田観光駐車場

コースタイム 2時間

高尾山登山記録

登るまで

自宅周辺の地図を見ていて「高尾山」という山を見つけて以来、登ってみたいなと思っておりました。

午前10時ごろ、蔵田観光駐車場に到着しました。

周辺の観光案内もあります。

本当は高根山にも登ろうと思っていたんですが、工事のため立ち入り禁止となっているようです。残念。

また、2022年3月時点では高尾山の周辺は立ち入り禁止になっているようです。

工事の情報はウェブで検索しても出てこなかったので、気になる方は藤枝市観光協会などに直接問い合わせたほうが良いかと思います。

車道を歩いて高尾山方面に向かいます。意外にも標識によって案内がありました。

よくある普通の林道に入ります。

林道を5分程度歩くとハイキングコースの入り口があります。

登山開始

登山口の標高は約420m、山頂の標高は675mなので250m程度登ります。

登り始めはそこそこの急登が続きます。

思いのほか登山道は整備されていて、適度に案内標識もありました。

急登を登り切ると次第に緩やかな道になってきます。

道は分かりやすいですが、大きな倒木があったりと所々に人の手が入っていない感じもあります。

ハイキングコースに入って20分程度歩くと一旦林道に出て、再度登山道に入ります(写真左手)。

道が分かりづらい箇所もたまにありますが、ピンクのテープを目印に歩けば迷わないと思います。

しばらく進んでいくと開けた場所に出ます。

「FSCの森」と書かれた看板がありました。こうして山歩きを楽しむことができるのも適切に管理をしてくださる方がいてこそなんですよね。普段はあまり気にしないですが改めて感謝しないといけないです。

振り返ると大きな山が見えます。藤枝市最高峰の高根山(標高871m)だと思われます。結構存在感がありますね〜。

林道のような道を進んでいきます。

謎に開けた場所がありました。

林道のような道をさらに進んでいきます。

右手には登山道らしき道が見えてきますが、かなり荒れていたので入らない方が良いです。

恐る恐る登山道に入ってみると道なき道を進む感じでした...

整備された道に戻ってきて再度進みます。こっちの道は非常に歩きやすくて素晴らしい。

林道と合流し、再度登山道に入ります。

ここまで来れば山頂まではあと少しです。

登山口から1時間ちょっとで山頂に到着しました。なまった身体にはちょうど良い運動です。

ちなみに、ここまで誰一人として遭遇していません。

山頂は樹林に覆われていますが、北面のみ開けていて小さなベンチもあります。

正面には高根山がよく見えます。

高根山の右手には山伏らしき山も見えます。

高根山の奥〜左手には南アルプス深南部が見えます。

山頂でゆっくりしていると、この日初めて登山客に会いました。

下りはハイキングコースではなく、林道経由で下山することとします。

あたり一面が木に覆われていて、林道からの景色はあまり良くはないです。

また、音を立てながら崖が崩れている箇所もありました。落石に注意して通行しましょう。

ハイキングコースの入り口まで戻ってきました。林道経由の方が幾分早かったような気がします。

正面に高根山や茶畑を見ながら駐車場まで戻ります。少し寒かったですが天気も良くて登山日和の1日でした。

今回は立ち入り禁止となっていましたが、今度は高根山にも登ってみたいものです。

登山後記

下山後は宇嶺の滝まで足を伸ばしました。

駐車場から10分程度歩き、遊歩道に入ります。

宇嶺の滝の落差は70mもあり、東海有数の名爆と言われています。新緑や紅葉の時期は一層美しいみたいです。

滝に虹がかかっている様子を見ることもできました!

静岡県の高尾山は手軽に登山を楽しむことができて、下山後には滝を鑑賞することもできる、魅力の詰まった山でした。

あまり人気の山ではないですが、たまにはこういう低山に登るのもいいものですね。

それではまたっ!

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