2021年の山小屋運営情報をまとめました(北アルプス、中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳)

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まとめ記事

2021年は山に登りたい!

2020年は新型コロナウイルスの影響で多くの山小屋が閉鎖されていました。

一方、2021年は感染対策を徹底した上で営業を再開する山小屋も多く、小屋泊の登山やテント泊での縦走などを楽しむことができるようになってきました。

ただし、2021年は営業を休止する山小屋もあったり、テント泊でも予約が必要であったりするなど例年とは状況が異なる部分も多いです。

ということで、この記事ではアルプスと八ヶ岳の山小屋の営業情報を簡単にまとめてみました。

(超長くなってしまったので目的のエリアがある場合には目次から見たいエリアをクリックしてください。)

※状況次第で変更がある可能性があります。リンクを貼っておくので最新情報は公式HP等を参考にしてください。

また、アルプスや八ヶ岳以外の主要な山域における山小屋の営業情報は前の記事にてまとめてあります。興味のある方はそちらも合わせてご覧ください。

北アルプス北部

針ノ木岳近くから見た黒部湖

北アルプス北部は立山、剱岳、白馬岳、鹿島槍ヶ岳など人気の山がたくさんありますね。頑張れば日帰り可能な山もありますが、1泊以上するのが良い場合がほとんどでしょう。

白馬岳 白馬山荘

白馬岳は北アルプスの中でも有数の人気を誇る山です。夏の最盛期には雪渓の上で渋滞が起こることもしばしばあります。

そんな白馬岳の頂上直下に位置する日本最大級の山岳宿舎が白馬山荘です。

場所白馬岳山頂よりすぐ
収容人数約800人
宿泊予約要予約(電話番号:0261‐72‐2002)
宿泊利用料素泊まり:1人8500円、1泊2食:12000円
テント泊利用料テント場はない
その他個室あり(別途料金あり)、シーツ等購入の上利用w

白馬山荘の2021年の運営情報の詳細はこちらをご覧ください。

また、白馬岳周辺には他にも白馬岳頂上宿舎白馬大池山荘もあり、いずれも営業する予定です(要予約)。一方、白馬尻小屋白馬鑓温泉小屋は2021年は営業しないのでご注意ください。

五竜岳 五竜山荘

五竜岳は展望が良いことで知られており、テレキャビンを利用してアクセスしやすいことも人気の一つです。

場所五竜岳山頂より約1時間
収容人数約250人、テント約40張
宿泊予約テントも要予約(電話番号:0261‐72‐2002)
宿泊利用料素泊まり:1人8500円、1泊2食:12000円
テント泊利用料1張り1000円、1人1500円
その他食事は小屋泊のみ、シーツ等購入の上利用を推奨

五竜山荘の2021年の運営情報の詳細はこちらをご覧ください。

また、五竜岳は隣の唐松岳と一緒に縦走する方も多いです。唐松岳頂上山荘は2021年はテント場は完全予約制で営業するものの、小屋の宿泊営業は休止するのでご注意ください。

鹿島槍ヶ岳 冷池山荘

鹿島槍ヶ岳は名実ともに後立山連峰の盟主といってよい存在です。標高もさることながら、独特の双耳峰が魅力的です。

そんな鹿島槍ヶ岳に最も近い山小屋が冷池(つめたいけ)山荘です。

場所鹿島槍ヶ岳山頂より約2時間
収容人数通常250人のところを100人に制限、テント約45張
宿泊予約テントも要予約(電話番号:0261-22-1263)
宿泊利用料素泊まりなし、1泊2食:12000円(休日と金曜)、10800円(月〜木)
テント泊利用料1人1張り2000円(追加で1人+1000円)
その他予約なしの場合、追加料金を徴収

冷池山荘の2021年の運営情報の詳細はこちらをご覧ください。

鹿島槍ヶ岳周辺には種池山荘、新越山荘キレット小屋針ノ木小屋などもあります。いずれも要予約の上営業するそうです。

剱岳 剱澤小屋

一般登山者が登れる山の中で日本一難しい山であるとも言われる剱岳。別山尾根から登る場合にはカニのヨコバイをはじめとした岩場が、早月尾根から登る場合には長い急登が行く手を阻みます。

そんな剱岳ですがどこから登っても時間がかかるため、日帰りで登山することは(よほどの変態でない限り)不可能でしょう。

場所剱岳山頂より約3時間
収容人数人数を制限して営業、テント約45張
宿泊予約要予約(電話番号:080-1968-1620)、テントは予約不要
宿泊利用料素泊まり8000円、1泊2食:12000円(休日と金曜)
テント泊利用料1人1000円
その他満員の場合お断りの可能性あり

剱澤小屋の2021年の運営情報はこちら、剱沢キャンプ場の2021年の運営情報はこちらをご覧ください。

剱岳周辺には他にも早月小屋剱山荘真砂沢ロッジ剱御前小舎などがあります。いずれも要予約の上で例年通り営業しているようです。

立山 雷鳥荘

立山は室堂バスターミナルよりアクセスが良いため、多くの登山客や観光客で賑わう山です。

雄山までの往復なら日帰りも可能ですが、せっかく立山に行くのなら雄山だけでなく南の浄土山や北の別山まで足を伸ばすのがおすすめです。

場所室堂バスターミナルより約30分
収容人数約260人
宿泊予約要予約(公式HPより予約)
宿泊利用料素泊まり7200円、1泊2食:10200円(日によって異なる)
テント泊利用料テント場はない
その他温泉あり

雷鳥荘の2021年の運営情報の詳細はこちらをご覧ください。

立山周辺には他にも立山室堂山荘みくりが池温泉ロッジ立山連峰&雷鳥沢ヒュッテ一ノ越山荘内蔵助山荘などがあります。いずれも要予約の上、例年通り営業するようです。

北アルプス南部

大天井岳より見た槍穂

北アルプス南部といえば誰もが憧れる槍ヶ岳、穂高岳が有名ですね。他にも槍ヶ岳や穂高岳の眺望が良い常念山脈や「日本最後の秘境」雲ノ平なども人気です。

焼岳や乗鞍岳、その他単独では日帰り可能な山もありますが山の上で何泊かして縦走するのが北アルプスの醍醐味ですよね。

薬師岳 太郎平小屋

薬師岳はどっしりとした気品のある容姿で「北アルプスの女王」とも呼ばれます。

頑張れば折立から日帰りすることも可能ですが、無理せずに1泊したり縦走したりするのもおすすめです。

場所薬師岳山頂より約3時間
収容人数約100人、テント約100張(太郎平キャンプ場)
宿泊予約要予約(公式サイトより)、テントは予約不要
宿泊利用料素泊6500円、1泊2食:11000円
テント泊利用料1人1000円
その他 

 

太郎平小屋、スゴ乗越小屋、薬師沢小屋、高天原山荘は太郎平小屋グループが運営しており、2021年も要予約の上で収容人数を制限しながら営業するようです。

薬師岳の山頂に最も近い薬師岳山荘も例年通り営業するとのことです。

水晶岳、鷲羽岳 三俣山荘

水晶岳や鷲羽岳は北アルプスの中でもさらに奥まったところにあります。体力や時間が必要で行くのが非常に困難ですが、苦労して挑戦する価値のある素晴らしい山です。

場所鷲羽岳山頂より約1時間
収容人数約60人、テント約80張
宿泊予約要予約(電話番号:0263-83-5735)、繁忙期はテントも要予約
宿泊利用料素泊まり8000円、1泊2食:12000円(繁忙期は+2000円)
テント泊利用料1人1張り2000円(追加で1人+1000円)
その他シーズン中は診療所あり

 

三俣山荘の2021年の運営情報の詳細はこちらをご覧ください。

周辺には他にも水晶小屋雲ノ平山荘野口五郎小屋双六小屋などがあります。いずれも要予約の上、例年通り営業するようです。

黒部五郎岳 黒部五郎小舎

黒部五郎岳も北アルプスの中でもかなり奥まったところにあり、最低でも2泊3日以上かかります。広大なカールと高山植物が咲き乱れる絶景が魅力的な山で私も登ってみたいです。

場所黒部五郎岳山頂より約2時間30分
収容人数約50人、テント約30張
宿泊予約要予約(公式サイトより)、テントは予約不要
宿泊利用料素泊なし、1泊2食:13000円
テント泊利用料1人2000円
その他 

 

黒部五郎小舎の2021年の運営情報の詳細はこちらをご覧ください。

黒部五郎岳周辺には他にも双六小屋鏡平山荘などがあります。いずれも要予約の上、通常通り営業しているようです。

笠ヶ岳 笠ヶ岳山荘

笠ヶ岳は長い急登で北アルプスの中でも有数の厳しい山です。一方、立地は素晴らしく槍ヶ岳と穂高岳、雲ノ平方面の眺望が素晴らしい山です。

笠ヶ岳は1泊して登ることも可能ですが、体力に自信があれば身軽な日帰り装備で一気に登り切る方が楽だと思います。

場所笠ヶ岳山頂より約10分
収容人数約50人に制限、テント約30張
宿泊予約要予約(電話:090-7020-5666)、テントは予約不要
宿泊利用料素泊:8000円、1泊2食:13500円
テント泊利用料1人1500円
その他 

 

笠ヶ岳山荘の2021年の運営情報の詳細はこちらをご覧ください。

また、麓にあるわさび平小屋に前泊して軽装で登るという手もあります。

槍ヶ岳 槍ヶ岳山荘

槍ヶ岳は槍のように鋭く尖った山容が特徴的で、どこから見ても一目で槍ヶ岳だと分かります。

穂高岳とともに北アルプス南部の盟主であり、登山者も多いため山小屋もたくさんあります。

場所槍ヶ岳山頂より約30分
収容人数定員を制限して営業、テント約30張
宿泊予約要予約(公式HPより)、テントは予約不要
宿泊利用料素泊:9000円、1泊2食:13000円
テント泊利用料1人2000円
その他夏季診療所あり

 

槍ヶ岳山荘、槍沢ロッジ、ババ平キャンプ場、南岳小屋は槍ヶ岳山荘グループが運営しています。定員を制限して要予約の上、通常営業するようです。

槍ヶ岳周辺には他にも殺生ヒュッテヒュッテ西岳ヒュッテ大槍横尾山荘などがあります。いずれも要予約の上営業するとのことです。

穂高岳 穂高岳山荘

3000mの稜線が続く穂高連峰は北穂、奥穂、前穂、西穂などの岩峰からなり、槍ヶ岳とともに人気の山です。

ロープウェイを利用すれば西穂の往復は日帰りで可能ですが、その他は宿泊が必須となるでしょう。

場所奥穂高岳山頂より約1時間
収容人数定員を制限して営業、テント約30張
宿泊予約テント場も要予約(公式HPより)
宿泊利用料素泊:8800円、1泊2食:13000円
テント泊利用料1人2000円
その他夏季診療所はなし

 

穂高岳山荘の2021年の運営情報の詳細はこちらをご覧ください。

穂高岳周辺には他にも北穂高小屋涸沢小屋涸沢ヒュッテ岳沢小屋西穂山荘などがあります。いずれも要予約の上、例年通り営業しているようです。

常念岳 常念小屋

常念山脈は北アルプスの中でも比較的難易度が低く、槍ヶ岳や穂高岳の眺望が素晴らしいです。

燕岳、常念岳、蝶ヶ岳はともに単独では日帰りで登山可能ですが、縦走する方が楽しいと思います。

場所常念岳山頂より約1時間
収容人数186人、テント約50張
宿泊予約要予約(電話:090-1430-3328)、テントは予約不要
宿泊利用料素泊:9000円、1泊2食:13000円(繁忙期は+1000円)
テント泊利用料1人2000円
その他 

 

常念小屋の2021年の運営情報の詳細はこちらをご覧ください。

常念山脈には他にも燕山荘大天荘蝶ヶ岳ヒュッテなどがあります。いずれも要予約の上、例年通り営業するようです。

中央アルプス

空木岳〜木曽駒ヶ岳の稜線

中央アルプスと言えば木曽駒ヶ岳と空木岳ですよね。個人的には北アルプス、南アルプスと比べると中央アルプスは地味なイメージがありましたが、アルプスと言われるだけあって非常に山深いです。

単独で日帰り登山をすることも可能ですが、山の上で1泊して気持ちのいい稜線を縦走してみるのも良いかと思います。

木曽駒ヶ岳 駒ヶ岳頂上山荘

場所木曽駒ヶ岳山頂より約20分
収容人数約100人、テント約70張
宿泊予約要予約(電話:090-5507-6345)、テントは予約不要
宿泊利用料素泊:7500円、1泊2食:10000円
テント泊利用料1人1200円
その他 

 

駒ヶ岳頂上山荘の2021年の運営情報の詳細はこちらをご覧ください。

木曽駒ヶ岳周辺には他にも頂上木曽小屋玉乃窪山荘宝剣山荘天狗荘などがあります。いずれも要予約の上、例年通り営業するようです。

空木岳 駒峰ヒュッテ

場所空木岳山頂すぐ
収容人数定員を10人に制限
宿泊予約要予約(公式HPの記載のメールにて受付)
宿泊利用料素泊:4500円(素泊のみ)
テント泊利用料1人1200円
その他 

 

駒峰ヒュッテの2021年の運営情報の詳細はこちらをご覧ください。

空木岳周辺には他にも木曽殿山荘や檜尾避難小屋、空木平避難小屋などがあります。他のエリアと比べて需要は少ないですが定員も少ないため注意が必要です。

御嶽山 ニノ池山荘

御嶽山は中央アルプスではありませんが、どこに入れたら良いか分からなかったのでとりあえず近い中央アルプスに分類させていただきました。

噴火の影響で通行可能エリアは限られていますが、山頂まで行くことができます。

場所御嶽山山頂より約40分
収容人数通常70人のところ、35〜45人に制限して営業
宿泊予約要予約(電話:090-4668-7000)
宿泊利用料素泊:6800円、1泊2食:9800円
テント泊利用料テント場はない
その他寝具利用の際はシーツ、シュラフ等を持参もしくは購入

 

ニノ池山荘の2021年の運営情報の詳細はこちらをご覧ください。

御嶽山には他にもニノ池ヒュッテ五の池小屋石室山荘などがあり、これらの小屋は営業しています。噴火の影響などで営業していない小屋もありますのでご確認ください。

南アルプス北部

仙丈ヶ岳から見た北岳と富士山

南アルプスの北部と言えば日本第2位の標高を誇る北岳をはじめ、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、鳳凰三山など人気の山がたくさんあります。いずれの山も比較的アクセスが良いのも魅力的ですね。

甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳は単独で日帰り可能ですが、その他ではやはり1泊以上することが多くなろうかと思います。

南アルプス北部の山小屋の情報は南アルプス市芦安山岳館のHPにも掲載されています。

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

甲斐駒ヶ岳は北沢峠からアクセスする場合には日帰りが可能ですが、黒戸尾根から登りたいという人もいることでしょう。

黒戸尾根から登るとなると日帰りはほぼ不可能で、途中にある山小屋は七丈小屋のみです。

場所甲斐駒ヶ岳山頂より約2時間30分
収容人数約25人に制限して営業、テント20張
宿泊予約テントも要予約(電話:090-3226-2967)
宿泊利用料素泊:6500円、1泊2食:9500円
テント泊利用料1人800円
その他小屋泊でもシュラフを持参のこと

 

七丈小屋の2021年の運営情報の詳細はこちらをご覧ください。

甲斐駒ヶ岳周辺には他にも仙水小屋長衛小屋早川尾根小屋などがあります。いずれも営業しているみたいです。

仙丈ヶ岳 仙丈小屋

仙丈ヶ岳は北沢峠から日帰りが可能ですが、体力に自信の無い方や甲斐駒ヶ岳と合わせて登りたいという方は1泊するのが良いかと思います。

場所仙丈ヶ岳山頂より約15分
収容人数約30人に制限して営業
宿泊予約要予約(電話:090-1883-3033)
宿泊利用料素泊:6500円、1泊2食:10000円(休前日は料金が異なる)
テント泊利用料テント場はない
その他 

 

仙丈小屋の2021年の運営情報の詳細はこちらをご覧ください。

仙丈ヶ岳周辺には他にも馬ノ背ヒュッテがありますが、2021年は営業を休止しているようです。また、北沢峠周辺には太平山荘北沢峠こもれび山荘があり、これらは営業しているようです。

鳳凰三山 鳳凰小屋

鳳凰三山は薬師岳、観音岳、地蔵岳の3つの山の総称です。特に地蔵岳のオベリスクは有名ですよね。

場所地蔵岳山頂より約1時間20分
収容人数通常110人のところ人数制限をして営業
宿泊予約要予約(電話:0551-27-2466)
宿泊利用料素泊:5000円、1泊2食:9000円
テント泊利用料テント場は今季は閉鎖
その他 

 

鳳凰小屋の2021年の運営情報の詳細はこちらをご覧ください。

鳳凰三山には他にも薬師岳小屋、南御室小屋があり、いずれも要予約の上営業しています。

北岳 肩ノ小屋

日本で富士山に次いで高い北岳。北岳の山頂からは甲斐駒ヶ岳など南アルプス北部の山々を眼下に見ることができます。

北岳単独でも日帰りは厳しいので、せっかくなら1泊して間ノ岳や農鳥岳まで足を伸ばしてみるのもいかがでしょうか。

場所北岳山頂より約50分
収容人数約60人に制限をして営業
宿泊予約要予約(電話:055288-2421)、テントは予約不要
宿泊利用料素泊:6500円、1泊2食:9500円
テント泊利用料1人1000円
その他直前のキャンセルにはキャンセル料がかかる

 

北岳肩ノ小屋の2021年の営業情報の詳細はこちらをご覧ください。

北岳周辺の山小屋は他にも北岳山荘白根御池小屋があります。いずれも小屋泊・テント泊ともに要予約の上例年通り営業しているとのことです。

南アルプス南部

笊ヶ岳から見た荒川岳、赤石岳、聖岳

南アルプス南部は塩見岳、荒川岳、赤石岳、聖岳など3000m超えの山がたくさんあります。

アクセスが非常に悪く日帰りが不可能な山も多いため、山の上で何泊かして縦走する計画を立てるのが一般的だと思います。

塩見岳 塩見小屋

塩見岳は南アルプスのちょうど真ん中にあり「南アルプスのへそ」とも呼ばれ、南アルプスを一望することができます。

体力に自信のある方なら日帰りも可能ですが、コースが長く標高差もあるため無理せずに1泊するのが無難です。

場所塩見岳山頂より約20分
収容人数約40人
宿泊予約要予約(電話:070-4231-3164)
宿泊利用料素泊:7200円、1泊2食:10200円
テント泊利用料テント場はない
その他寝具不要の場合-600円、

 

塩見小屋の2021年の運営情報の詳細はこちらをご覧ください。

塩見岳周辺には他にも三伏峠小屋があり、要予約の上営業するようです。

荒川岳、赤石岳、聖岳周辺の山小屋

荒川岳、赤石岳、聖岳は南アルプス南部の盟主ですが、これらの山の山小屋は2021年は通常営業せず、避難小屋として解放されるのみです。テント場がある場合にはテント場は利用可能です。

具体的には特種東海フォレストが運営する以下の9つの山小屋は避難小屋としての営業となります。

◆千枚小屋: 小屋の2階を開放。
  【水場】小屋から千枚岳方面へ2分歩くと登山道脇に沢があるが枯れる場合
      あり。またはテント場への途中分岐から10分ほど下りた場所にあり。
  【便所】通年、一部使用可。
  【幕営】テント場利用可。

◆荒川小屋: 冬期小屋を開放。
  【水場】テント場下で水場がありますが、渇水期は枯れます。
  【便所】7/中~9/下は一部使用可。期間外は閉鎖。
  【幕営】テント場利用可。

◆赤石小屋: 冬期小屋の一部を開放。
  【水場】冬期小屋脇を10分ほど下った所に水場あり。水量は少ない。
  【便所】7/中~9/下は一部使用可。期間外は閉鎖。
  【幕営】テント場利用可。

◆百間洞山の家: 小屋の一部を開放。
  【水場】小屋前・幕営地前の沢で取水できます。
  【便所】閉鎖しています。携帯トイレを持参してください。
  【幕営】テント場利用可。

◆熊の平小屋: 小屋の2階を一部開放。
  【水場】小屋下で湧水あり。
  【便所】7/中~9/中は一部使用可。期間外は閉鎖。
  【幕営】テント場利用可。

◆中岳避難小屋: 小屋の1階を開放。
  【水場】稜線部のため水場はありません。
  【便所】閉鎖しています。7/中~9/中には、一部開放を予定。
  【幕営】指定地はなく、周辺は幕営不可。

◆赤石岳避難小屋: 小屋の2階を開放。
  【水場】稜線部のため水場はありません。
  【便所】一部使用可。
  【幕営】指定地はなく、周辺は幕営不可。

◆小河内岳避難小屋: 小屋を開放。
  【水場】稜線部のため水場はありません。
  【便所】閉鎖しています。7/中~8/中には、一部開放を予定。
  【幕営】指定地はなく、周辺は幕営不可。

◆高山裏避難小屋: 小屋の2階を開放。
  【水場】小屋前から沢へ10分程下りたところに水場あり。または中岳方面
      へ15分ほど歩いた登山道沿いに湧水あり。
  【便所】使用可。
  【幕営】テント場利用可。

また、同じく特種東海フォレストが運営する二軒小屋は2021年の営業を休止しています。

椹島ロッジは事前予約制で宿泊できるものの、椹島ロッジまでのバスは運行しないため、アクセスするのに林道を約5時間歩く必要があります。

主要アクセスが完全に遮断されてしまっているため荒川岳や赤石岳、聖岳に登るのはあまり現実的では無いです。

光岳 光平小屋

光岳は易老渡から日帰り可能ですが、2021年現在林道の通行止めのため易老渡から登ることができません。

そうなると、光岳に登るには縦走するしか無いのですが、光平小屋は2021年は営業しないとのことですので、2021年は光岳にアクセスすることは非常に難しいです。

八ヶ岳

赤岳直下の岩場

八ヶ岳は麦草峠を境に北八ヶ岳(蓼科山と北横岳)と南八ヶ岳(硫黄岳、横岳、赤岳など)に大別されます。北八ヶ岳は比較的穏やかな一方、南八ヶ岳は岩場が多い印象があります。

いずれも単独で登ると日帰り可能な山も多くありますが、(特に南八ヶ岳は)何泊かして縦走するのが楽しいと思います。

蓼科山 蓼科山頂ヒュッテ

蓼科山は北八ヶ岳の最高峰で日本百名山にも選定されています。日帰りで登ることも可能ですが、1泊して北横岳と縦走するのも良いです。

場所蓼科山山頂すぐ
収容人数約35人
宿泊予約要予約(電話:090-7258-1855)
宿泊利用料素泊:7000円、1泊2食:10000円
テント泊利用料テント場はない
その他感染症対策ページを参照

 

蓼科山頂ヒュッテの2021年の運営情報の詳細はこちらをご覧ください。

蓼科山周辺には他にも蓼科山荘があり、2021年も要予約の上営業しています。

また、北横岳周辺には双子池ヒュッテ北横岳ヒュッテ縞枯山荘があります。いずれも要予約の上営業しています。

天狗岳 根石岳山荘

南八ヶ岳の主要の山小屋を北から順番に紹介していきます。

場所天狗岳山頂(西天狗)より約1時間
収容人数通常約60人のところ、24人に制限して営業
宿泊予約要予約(公式HP記載のメールアドレスまで)
宿泊利用料素泊:9000円、1泊2食:12000円
テント泊利用料テント場はない
その他 

 

根石岳山荘の2021年の運営情報の詳細はこちらをご覧ください。

天狗岳周辺には他にも本沢温泉山びこ荘オーレン小屋があり、これらの山小屋は要予約の上営業するようです。

一方、ヒュッテ夏沢は2021年は営業を自粛するとのことですのでご注意ください。

硫黄岳、横岳 硫黄岳山荘

場所硫黄岳山頂より約20分
収容人数通常約200人のところ、50人に制限して営業
宿泊予約要予約(公式HPの予約フォームまたは電話、メールにて)
宿泊利用料素泊:9000円、1泊2食:12000円
テント泊利用料テント場はない
その他 

 

硫黄岳山荘の2021年の運営情報の詳細はこちらをご覧ください。

硫黄岳、横岳周辺には他にも赤岳鉱泉、行者小屋があり、いずれも要予約の上営業しています。

赤岳 赤岳展望荘

場所赤岳山頂より約40分
収容人数約50人
宿泊予約要予約(公式HPの予約フォームまたは電話にて)
宿泊利用料素泊:9500円、1泊2食:12000円(個室は別途料金加算)
テント泊利用料テント場はない
その他 

 

赤岳展望荘の2021年の運営情報の詳細はこちらをご覧ください。

赤岳周辺には赤岳頂上山荘キレット小屋もありますが、2021年は営業を自粛するようなのでご注意ください。

権現岳、編笠山 青年小屋

場所編笠山山頂より約30分
収容人数約40人に制限して営業
宿泊予約要予約(電話:090-2657-9720)、テントは予約不要
宿泊利用料素泊:6500円、1泊2食:9500円
テント泊利用料1人800円
その他 

 

青年小屋の2021年の運営情報の詳細はこちらをご覧ください。

また、権現小屋は2021年も営業しないそうですのでご注意ください。

まとめ

いかがだったでしょうか。

当たり前のことですが、どの山小屋についても

  • 事前に情報を確認して、必要があれば必ず予約をする
  • マスクの着用等、感染対策を徹底する
  • 体調が優れない時は無理せずにキャンセルする

といったことが重要になってきますね。

さらに、例年ではテント泊の場合は基本的に予約は不要でしたが、今年はテント泊でも予約が必要という場合もあるので事前に確認しておきましょう。

また、登山の記事のついても多数書いてありますので興味があればご覧くだされば嬉しいです。

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