皇海山【栃木】クラシックルートを日帰り。日光の展望が最高!

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登山レベル高

概要

日時:2021年11月

群馬と栃木の県境に位置する皇海山に登ってきました。以前は沼田方面から不動沢コースを使用すれば往復5時間程度で登れる山だったのですが林道が通行止めになったこともあり、栃木側からしかアクセスができない状況です。

庚申山を経由するクラシックルートは非常に長いですが、岩場も多数あり景色が素晴らしかったです。

登山レベル 高

コースタイムは非常に長く、岩場や鎖場などの危険箇所も多数あります。また、道がわかりづらい部分もあるため難易度は高いと言えます。

アクセス

登山の起点は銀山平の駐車場

マイカーでアクセスする場合、北関東自動車道「伊勢崎IC」もしくは「太田藪塚IC」より約1時間20分です。

公共交通機関でアクセスする場合、わたらせ渓谷鐵道「原向駅」より徒歩1時間40分です。電車では始発でも到着が遅くなってしまうので銀山平や庚申山荘で1泊するのが無難です。

ルート

銀山平〜庚申山荘〜庚申山〜鋸山〜皇海山〜鋸山〜六林班峠〜庚申山荘〜銀山平

コースタイム 14時間35分

庚申山〜皇海山登山記録

登るまで

11月にもなってかなり寒くなってきたので近場でゆるゆる登山を楽しもうと思っていましたが、友人に誘われ皇海山に行くことにしました。(これが今シーズン最後の遠出かな)

毎度のことながら前夜発。銀山平で2、3時間程度仮眠をとりましたが寒すぎてあまり身体が休まらなかったです(笑)

まだ夜明け前の5時過ぎにスタートしました。

登山開始

辺りは真っ暗でかなり寒い中、林道を歩いていきます。

6時ごろになるとやっと明るくなってきました。それにしても寒い。

紅葉は終わりかけで道には落ち葉が積もっていました。

天狗の投石というスポット。大きな岩が積み上がっていて面白い風景です。

林道を歩くこと約1時間、一の鳥居に到着。奥には朝日に照らされた幻想的な庚申山が見えます。

一の鳥居から2、3分程度歩くと庚申七滝に立ち寄ることができます。

水量も豊富で美しい滝でした。立ち寄って良かったです。

庚申七滝からは登山道に入ります。

川沿いの緩やかな道を登ります。

百丁目。庚申山が114丁目とのことですので9割ぐらい来たってことですね(すっとぼけ)。

途中、猿の群れを見かけました。軽快に木に登ったりしていました。

そういえば「見ざる、言わざる、聞かざる」など日光は猿が有名ですよね。

鏡岩。登山口から庚申山荘まで半分ぐらい来たところです。

この日はまさに秋晴れといった感じで天気が素晴らしかったです。

夫婦蛙岩。どこが夫婦蛙なのかよく分からんですね(笑)

仁王門。守護神だそうです。よく分からんけんどなんかかっこいい。

庚申山荘までの道は緩やかな登りで歩きやすいです。

分岐に到着。お山めぐりコースも面白そうですが今回は時間がないので庚申山荘経由で登ります。

分岐からすぐに庚申山荘に到着しました!

立派な建物ですが基本的に無人の小屋です。宿泊する場合には銀山平のかじか荘にて受付をしているそうです。詳しくはかじか荘のHPをご覧ください。

庚申山荘から先は岩壁に沿って登っていきます。

迫力がある大きな岩の真横(真下?)を通る場所もあります。楽しい!

そこそこスリリングな箇所もあります。

奇岩を楽しむことができて良い道です。

少し開けた場所からは関東平野を一望できます。

さらに岩場を登っていきます。

遠くには筑波山が確認できます。

大きな岩の間の狭い道を通ります。探検しているみたいで楽しい。

お山めぐりコースとの合流地点。岩場のとんでもない場所で合流するのでびっくりです。

岩壁を横目にさらに登っていきます。

開けた場所からは富士山も見えました!手前の山域は秩父、左手の山域は丹沢ですね。

筑波山は標高877mとさほど高くないですが広大な関東平野のど真ん中に位置することで存在感が際立っています。

樹林帯に入ったら庚申山の山頂まであと少しです。

この日はかなり寒かったので、霜柱やカチコチに凍っている水たまりがありました。

駐車場から約3時間半、庚申山山頂に到着しました!

山頂は樹林に覆われていて展望がありませんが、少し進むと展望地があります。

鋸山と皇海山。日本百名山なだけあって堂々とした佇まいです。

日光白根山方面。

男体山方面。

引きで見た日光。日光は思っていたよりもずっと山深い印象を受けました。

さらに北アルプス方面までも見ることができました。

庚申山は想像以上に良い山でした!もう十分満足しましたが、本日の目的は皇海山。じっとしていると寒いのと時間が厳しいため先を急ぎます。

庚申山から樹林帯を1時間程度進むと薬師岳に到着しました。

点線ルートですが少し道が分かりづらい部分があるもののそこまで危険な箇所はなかったです。あまりにも見所がなさすぎて1時間写真を撮らなかったほどでした(笑)

薬師岳からは鋸山が正面に見えます。

鋸山の奥には皇海山。距離も結構ありますし、登り返しがかなりキツそう。

皇海山の奥には日光の山並みが見えます。

さらに少し登ると、皇海山がデカデカと見えます。本とかでよく見るアングルですね。

鋸山までの道は危険箇所がたくさんあります。まずは切れたった尾根を渡ります。

ほぼ垂直の岩場を下ります。足をかけるところが分かりづらいので慎重におりました。

今度は壁のような岩場を登ります。

振り返ると薬師岳からの下りがいかに急かが分かりますね。

岩場で見晴らしが良いです。

まだまだ岩場が続きます。

薬師岳から45分程度で鋸山に到着しました。スリリングで神経を使う箇所がたくさんあったので疲れました。

鋸山まで来ると沼田方面も見えるようになってきます。

鋸山から見た皇海山。まだまだ遠い、そしてデカイです。

ここから100m下って250m登り返さないといけません。

鋸山からの下りは岩岩していて景色が良いです。

不動沢のコルに到着。不動沢ルート(沼田方面)への分岐もあります。

ここに荷物をデポして登りました。

明るくて雰囲気の良い場所がありました。

皇海山直下の登りはかなり急でした。荷物を置いて身軽になっておいて良かったです。

ようやく皇海山の山頂に到着!行動開始から6時間ぐらいかかりました。

山頂は樹林に覆われていて展望はありません。展望がないのは知ってたけど6時間歩いてこの景色だと達成感もあったもんじゃないですね。

山頂は平らになっていて休憩に適していますがここが埋まることはないでしょう(笑)

山頂から景色は見えませんでしたが鳥を見ることができたので良かったです。

皇海山から戻るときに鋸山がよく見えます。本当にノコギリのようにギザギザしています。

分岐へと戻ってきました。

現状アクセス不能なので言っても仕方がないですが、不動沢コースだとまともに展望もない樹林帯なのでただの苦行ですね。皇海山の見所は庚申山と鋸山までの部分です。

鋸山を目指して再び登ります。

鋸山まで戻ってきました。景色が見えるって素晴らしい。

鋸山からの下りは南側のトラバースルートを通ります。

笹原が美しい。

と思っていたら背丈ほどある深い藪漕ぎもありました。

テープなどで印はありますが道はそこそこ荒れています。

六林班峠に到着!ここからトラバースルートに入ります。

笹の藪漕ぎが続きます。

沢を渡ります。

トラバースルートはひたすら笹の道→沢の渡渉の連続です。変わり映えしない道が延々と続くので気が狂いそうでした。

良い景色とも言えますが寂しさもある風景です。

謎の見晴への分岐。時間がないので行きませんでしたが...

分岐から庚申山荘までは少しです。ちなみにトラバースルートはほぼコースタイム通りでした。

庚申山荘の風景も朝来た時と違って寂しげなものになっていました。

すでに時間は午後3時過ぎで日の入りまであまり時間がないので先を急ぎます。

登るときにも見た夫婦蛙岩。このアングルだと2匹の蛙が寄り添っているように見えなくもない。

川沿いの道を下ります。庚申山荘からの道は非常に歩きやすいのでスイスイと下れます。

午後4時ごろ、無事下山できました。明るいうちに下山できて本当に良かったです。

ここから1時間程度林道歩きが続きます。

紅葉は終わりかけでしたが、ほんの少し残っていました。

日没間近に駐車場まで戻ってくることができました。非常に長い登山となりました。

登山後記

皇海山は日本百名山に選定されているので登りましたが、二度と行かないと思います。ルートが長く、荒れている割に山頂付近の展望もないので。

一方、庚申山はよく整備された道、滝や岩場、奇岩といった見所、日光をはじめとした眺望など想像以上に良い山でした。機会があればお山めぐりコースなど別のルートでも登ってみたいですね。

庚申山まで行くのであればさほど難易度は高くないと思いますが、皇海山まで行かれる方は岩場などの危険箇所、不明瞭なルートを見失わないこと、日没までの時間管理など十分に注意して安全に登山を楽しんでください!

それではまたっ!

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