矢倉岳【静岡・神奈川】初心者でも手軽に登れ富士山の眺望が最高!

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登山レベル低

概要

日時:2021年2月

静岡県と神奈川県の県境にある矢倉岳に登ってきました。南西部から富士山を見ることが多いのですが、たまには東側の御殿場方面からの富士山を拝みたいと思って矢倉岳に行くことにしました!

手軽に登ることができ、山頂の雰囲気や景色も素晴らしかったです。

登山レベル 低

コースタイムも2時間と短く、道もよく整備されています。ただ、若干道が分かりづらい箇所もあるので注意が必要です。

アクセス

登山の起点は足柄万葉公園

マイカーでのアクセスは以下のようになっています。

東京方面からの場合、東名高速「大井松田IC」下車のち約30分、

静岡方面からの場合、東名高速「足柄スマートIC」下車のち約20分です。

一方、公共交通機関ではアクセスしづらいです。

一応JR御殿場線「足柄駅」から1時間30分程度歩くことにより足柄万葉公園まで行くことも可能です。御殿場線「足柄駅」から歩いて矢倉岳に登って「山北駅」まで下山するというハイキングコースも一般的なようです。

(ちなみに、「足柄駅」は小田急線にもありますが全然違う場所にあって乗り換え等はできないので間違えないよう注意してください。御殿場線の「足柄駅」です。)

ルート

足柄万葉公園〜山伏平〜矢倉岳〜山伏平〜足柄万葉公園

コースタイム 2時間10分

矢倉岳登山記録

登るまで

冬は近くの低山に登って富士山を拝むのが好きな私ですが、最近は近場ばかり行っていたので同じような景色が多かったです。細かい景色は山によって違いますが、富士山を南や西の方角から望むという点は共通していました。

ということで、たまには富士山を東側から見てみたいと思い、以前から注目していた矢倉岳に登ることにしました。

矢倉岳は静岡県と神奈川県の県境にある箱根エリアの山です。静岡県とは言ってもかなり広いので静岡県中部から行こうと思うとかなり遠いです(笑)

私も午前4時半に起床、5時前に出発して、2時間弱車を走らせてやっと山の麓までアクセスすることができました。

夜が明けてきたところ、ちょうど「誓いの丘公園」という場所を通過しました。

眺望も良さそうですし、せっかくなので少し休憩がてら景色を見てみようと思い立ち寄ることにしました。

公園自体はあまり広くはありませんが駐車場は広かったです。この日は私も含めて3人しかいませんでした。

期待通り、富士山の眺望が良さそうです!

御殿場市街と富士山。朝焼けに染まる富士山はなんと綺麗なことでしょう。

富士山と愛鷹山。個人的にはこの角度で富士山を見るのは新鮮です。

愛鷹山の拡大。右側の大きな山が越前岳、左側の大きな山が位牌岳でしょう。中央部がかなりゴツゴツしていて危険そうですが、実際通行禁止になっている部分もあるみたいです。

矢倉岳に登る前にすでに良いものを見られました。かなり満足しましたが、矢倉岳方面に進んでいきましょう!

誓いの丘公園から車で5分程度で足柄万葉公園に到着しました。足柄万葉公園自体の駐車場はあまり広くなく、5台停めるのがやっとという程度です。

足柄万葉公園の駐車場が満車の場合は少し先の広い路肩に停めるか、少し戻って足柄峠の駐車場に停めるのが良い場合もあるかもしれません。

公園の案内図がありましたが、あまり公園といった雰囲気はありませんでした。冬で木々が落葉しており閑散とした雰囲気だったからなのでしょうかね。

万葉公園からも富士山が見えました。頭だけですが。

富士山の全貌を見るには登らなくてはいけないようですね!

登山開始

はじめは万葉公園の中の道を進んでいきます。

万葉公園内は道もよく整備されており、標識もあるので「矢倉岳」という標識の指す方向に進んでいきましょう。

万葉公園内を数分歩いていくと矢倉岳の尾根道への分岐が現れます。

ここから本格的に登山道らしくなってきます。とは言っても軽いアップダウンを繰り返すような道なので体力的にはさほど辛くはありませんでした。

しばらく進んでいくと地蔵堂への分岐に到着しました。山伏平、矢倉岳方面へと進んでいきましょう。

先程の分岐から2、3分程度で山伏平に到着しました。

山伏平から先の登りはなかなかの傾斜で体力的に辛いです。

ひたすら登ります。標高が高くなったせいなのか幾分空気が冷たくなってきたように感じます。

山頂に到着しました!登山口から1時間ぐらいでした。

登りは意外と急な道もありましたが、1時間で登れるんだったらかなり手軽ですね。

山頂は広々としていて富士山の眺望も抜群です。気持ちの良い山頂です!

山頂から見た富士山と愛鷹山。御殿場市街もよく見えて壮観です。

富士山のアップ。東側から見た富士山は南西側に比べて雪が深く積もっているように感じます。

景色に見とれていて写真を撮るのを忘れてしまいましたが、南側には箱根の盟主金時山もばっちりと見えました。

山頂から東側を見ると相模湾方面もよく見えます。早朝に登ったので逆光気味ですが...

夕方に登ったら富士山に沈む夕日や相模湾方面もよく見えそうで良いかもしれませんね。

山頂でゆっくりとしていましたが、じっとしていると流石に寒かったので20分程度で下山することとしました。

下山は来た道を引き返します。若干道が分かりづらい部分がありますので、ピンクのテープを見落とさないよう注意して進んでいきましょう。

山頂から1時間程度で下山することができます。

下山時にこんな看板を見つけました。クマの目撃情報です。いつの情報かは不明ですが時期によってはクマが出る可能性もあるので注意しましょう。

冬季はクマが冬眠しているのでクマの心配なく低山に登ることができるのが良いですね。

登山後記

以前から注目していた矢倉岳ですが、期待を裏切らない素晴らしい山でした。富士山は素晴らしい山ですが、色々な角度から見ると違った顔をしていることを改めて実感しました。たまには普段は登らないような山域まで足を伸ばして一風違った風景を楽しむのも良いものですね。

矢倉岳に登った後は1時間程度かけて移動したのち、越前岳に登りました。越前岳についても記事を書きましたので、興味があれば読んでみてください。

それではまたっ!

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