概要
日時:2020年7月
福島県のあぶくま洞に行ってきました。こちらは栗駒山に登ったついでに立ち寄った形になります。
あぶくま洞は予想以上に規模の大きい鍾乳洞で、良い意味で期待を裏切られました。今回は行けなかったですが、「探検コース」は追加料金を支払ってでも行くべきコースだと感じました。探検コースに行くことができるタイミングでリピートしてみたいと思います。
アクセス
今回は車で行きました。結構な山の中にあるので高速を使った方がいいかと思います。下道で行ったことを後悔しました。
一応、電車でも行くことは可能です。電車で行く場合、磐越東線神俣駅下車後、タクシーで約5分だそうです。
あぶくま洞
行くまで
そもそもなぜあぶくま洞に行こうと思ったかというと、栗駒山に登った後せっかくなので少し足を伸ばして観光しようとなったからです。
栗駒山は素晴らしい山だったので興味があれば以下の登山記録もご覧ください。
「栗駒山からあぶくま洞は結構離れているのでついでに行く距離ではない」というツッコミはなしです。私もそう思います。
正直あぶくま洞を「よくある小さな鍾乳洞」ぐらいのものだと思っていましたが、駐車場の様子などからその印象が間違っていたものだと感じられます。
岩肌の迫力が圧倒的です。埼玉県の武甲山でもこのように石灰岩の採掘跡のような岩肌が見られますが、規模感が段違いです。あぶくま洞では岩肌が一面広がっています。
もともとこのあたりでは石灰岩の採掘が行われていて、採掘している最中に洞窟があるということが発見されたそうです。あぶくま洞が発見されたのも昭和40年代と比較的最近だというので驚きです。
早速チケットを買って奥に進みます!(料金は1200円、探検コースは+200円です。)
あぶくま洞内部の案内図です。「探検コース」は別料金がかかります。せっかくなので探検コースにも行ってみたかったのですが、残念ながら今回行った時には探検コースが閉鎖されていました。
案内図を見た感じ結構広い洞窟であることがわかります。ワクワクしますね。
いざ、洞窟内部へ
洞窟に入るとひんやりとした空気に変わります。夏だからといって半袖で行くとちょっと寒いですね。登山用のレインウェアを羽織ってちょうど良い気温でした。
いきなり様々な形の石灰岩が現れます。普通に生活していたらこのような風景を見ることができないので新鮮ですね。
洞窟内部は階段や狭い道があり、地面も濡れている部分もあるので通行には注意が必要です。ハイキング用の靴を履いていったので滑りませんでしたが、割と足元は不安定です。
レインウェアといい、登山靴といい登山用品は機能性に優れていて素晴らしいですね。日常でも雨の日などに大活躍してくれるので登山をしない人でも持っておいて損はないと個人的には思います。
洞窟の奥には広々とした空間があります。「滝根御殿」というみたいです。
滝根御殿には大きな石筍がたくさんありました。
石灰岩を溶かした雨水が同じ場所に滴って石灰成分が再結晶化することでこのような石筍ができるそうです。今現在も同様のことが起こっているため年に数回mmの単位ですが石筍は成長中だそうです。
「白磁の滝」まさに滝のような不思議な形状をしています。
このような名前を付けるのもすごいですよね。滝と言われれば滝のように見えますが、何もないところから「滝のように見える!」とはならないような気がします。
今回は行くことができませんでしたが、探検コースはこのような感じになっていました。柵がありましたが、柵の間から写真を撮りました。
スリルもあり、楽しそうなので探検コースにもぜひ行ってみたいです。これはリピートしないといけないやつですね。東北に行く機会はこれからもあると思うので、その際には気が向いたら行ってみようと思います。
後記
洞窟を出るとなぜか日本庭園のような感じになっていました。
奥に石灰岩の岩壁が見えるような日本庭園は珍しいですね。
日本庭園の部分を通過すると、順路上お土産屋さんに誘導されます。観光地のよくあるバターンですね。
この辺りは山ぶどうが有名みたいので「山ぶどうソフト」を買いました。非常に美味しゅうございました。
以上、あぶくま洞の感想でした。登山だけでなく各地の観光地も楽しむのもいいものですね。
※この記事を書いている時から変更点がある可能性もあるため、あぶくま洞の最新情報や詳細は公式HPをご覧ください。
それではまた!
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