伊勢湾フェリーに乗ってみた!【伊良湖岬〜鳥羽】

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旅行・キャンプ

概要

日時:2020年12月

愛知県渥美半島の先端、伊良湖岬と三重県の鳥羽とを結ぶ伊勢湾フェリーに乗船してきました。

これまでフェリーにはあまり乗船することありませんでしたが、伊勢湾の島々や名古屋港へ向かう船を見ることができて素晴らしいフェリーだったと思います。

伊勢湾フェリーHPより引用

航路は画像の通りです。東京方面から名古屋を迂回して鳥羽・伊勢に行くことができます

名古屋市街の渋滞を避けて鳥羽・伊勢に行くことができるという点で利用価値は十分にあると思います。

アクセス

伊良湖岬(愛知県側)

伊良湖岬までは高速道路や鉄道が通っていないので正直アクセスしづらいです。

車でアクセスする場合

①高速道路を使用する場合、東名高速の「豊川IC」もしくは「浜松IC」より国道走ること2時間弱かかります。

東名高速はやや山よりを走っているため、海側を走っている国道1号・23号バイパスを利用する方が早くアクセスできる場合もあります。

②バイパスを利用してアクセスする場合、国道23号バイパス「豊橋東IC」より国道42号を走ること1時間程度で伊良湖岬に到着します。

★伊良湖岬には無料の駐車スペースもあります。ただし、屋外駐車場のため長期間駐車していると車が塩まみれになってしまいます。

公共交通機関でアクセスする場合

豊橋駅ー(豊橋鉄道/35分/520円)ー三河田原駅ー(豊鉄バス/57分/1070円)ー伊良湖岬

豊橋駅から伊良湖岬まで全て公共交通機関でアクセスし、フェリーに乗船する場合はセット割があります。

全て利用すると520+1070+1600=3190円かかるところ、セット割で2500円で利用できる非常にお得なセット券です。詳しくは伊勢湾フェリーの公式HPをご確認ください。

鳥羽港(三重県側)

鳥羽港は近くにJR・近鉄が走っていて伊勢自動車道も通っているためアクセスしやすいです。

車でアクセスする場合

伊勢二見鳥羽ライン「朝熊料金所」から国道42号に入り約10分です。

鳥羽水族館や伊勢神宮など近くには観光名所もたくさんあり、車でもアクセスしやすいです。

駐車場は1日800円の有料となっています。

公共交通機関でアクセスする場合

近鉄・JR鳥羽駅より徒歩10分です。

伊勢神宮などに行くにもアクセスが良いです。

本数や料金

本記事で紹介するのは2021年1月時点での情報です。詳しくは伊勢湾フェリーの公式HPでご確認ください。

本数

本数は時期によって異なりますが、概ね1時間〜2時間に1本、1日に片道7本〜9本は運行しています。

予想以上に本数も多くて便利です。

料金

大人ひとり片道で1600円、往復で2880円です。小学生以下の子供は半額で乗船できます。

また、フェリーに車を乗せて乗船することも可能です。

自転車やバイクを乗せて乗船することも可能です。

また、団体割引もあります。

追加でお金を払うと特別室を利用することもできます。

伊勢湾フェリー乗船記録

乗船するまで(伊良湖岬)

無駄にずっと乗りたいと思っていた伊勢湾フェリーに乗船しようと思って伊良湖岬まできました。

覚悟はしていましたが予想以上にアクセスが悪く、結構時間がかかってしまいました

伊良湖岬に着いたら乗船待ちの車が列をなしていました。これも港ならではの光景です。

途中には伊良湖岬灯台や恋路ヶ浜など景色がきれいなスポットもあるので散策してみるのも良いかと思います。

これから乗る船。船ってなんかいいですよね。ロマンがあります。

伊良湖岬の周辺は一応観光地っぽい雰囲気はありますが、道の駅伊良湖クリスタルポルトも閉館中でなんだか寂しい様子でした。

同じ愛知県の半島である知多半島にも観光に行ったことがあるのですが、知多半島の方が観光で賑わっているように感じました。

いざ乗船!

客室は広く、合計500人乗船することができます。年末年始の繁忙期に乗船しましたが客室にはかなり余裕がありました。

甲板に出て眺望を楽しみます。

こちらは神島。三島由紀夫の『潮騒』の舞台として有名です。

海原の広がる先には知多半島の先端と、伊勢湾の奥には名古屋港の方面が見えます。

伊勢湾にはマリンスポーツを楽しむヨットや名古屋港に向かうタンカーなどたくさんの船が行き交っていて飽きません

鳥羽港に近づいていくとリアス式海岸特有の島嶼が見られるようになります

進行方向右手には答志島(とうしじま)が見えます。

答志島は寝屋子制度という一定年齢に達した男子を世話役の大人が預かって面倒を見る風習があることで有名です。

歴史的スポットが多数あり、漁港もあり海鮮が豊富な答志島、いつか観光に行ってみたいものです。答志島の観光について詳しくはこちらを参考にしてみてください。

進行方向左手には菅島(すがしま)が見えます。

漁業が盛んで、毎年7月上旬に開催される「しろんご祭」が有名です。

乗船時間は55分。鳥羽港に到着しました。

下船後(鳥羽)

鳥羽といえば鳥羽水族館。フェリー乗り場からすぐです。日本で唯一ジュゴンが飼育されている水族館として有名です。また、アシカやセイウチのショーも開催されていて子供から大人まで楽しむことができます。

鳥羽水族館には数年前に行ったことがあり、非常に楽しかったです。

鳥羽水族館とフェリーのセットプランもあります。詳しくは伊勢湾フェリーの公式HPをご覧ください。

下船後は鳥羽湾の景色が一望できる城山公園・鳥羽城址に向かいました。

鳥羽港から徒歩10分程度です。

鳥羽港から下船してすぐに見える小高い丘が鳥羽城址です。

早速登っていきましょう。階段が続きます。

城山公園に到着しました!鳥羽愛を感じるモニュメントです。

さらに登っていき、鳥羽城址へ向かいます。

鳥羽城址は広場となっており、丘の上から海を一望できます

海と島が非常に美しい風景です。

まとめ

ずっと乗ってみたいと思っていた伊勢湾フェリーに乗ってみました。

海から見える景色が素晴らしく、想像以上に楽しかったです。

なかなか利用する機会はないかもしれませんが、若干遠回りをしてでも利用してみる価値のあるフェリーだと思います!

※本記事に記載しているのは2021年1月時点の情報です。詳細や最新情報は伊勢湾フェリーの公式HPをご覧ください。

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