概要
日時:2023年9月
白根御池小屋でテント泊して北岳と間ノ岳に登ってきました!
北岳付近の山小屋としては肩ノ小屋や北岳山荘もありますが、それらは標高の高い稜線上に位置するため、風が強く寒いというデメリットがあります。
収容人数も多く、環境がいい白根御池小屋の方がゆったりとテント泊を楽しむことができると感じました!
登山レベル 中
人気のある山であることもあり危険箇所や迷いそうなところはありませんでした。
ただし、標高が高いため当然キツく、高山病のリスクもあることは留意しておく必要があります。
アクセス
登山の起点はみんな大好き広河原
奈良田駐車場からバスでアクセスしました(所要時間45分/1600円、詳細はこちら)。
ちなみに、甲府からのバスは常に混雑していますが、奈良田からのバスはガラガラです。
また、奈良田まではJR身延線「身延駅」からバスも運行されているため、公共交通機関のみでのアクセスも可能です。
ルート
1日目
広河原~白根御池小屋
コースタイム 2時間35分
2日目
白根御池小屋~北岳~間ノ岳~北岳~白根御池小屋~広河原
コースタイム 13時間25分
北岳~間ノ岳 テント泊縦走登山記録
登るまで
2022年の6月にキタダケソウを見たくて北岳に登りましたが、その時は天気が悪くてひどい目にあったのでリベンジしたいと思っていたんですよね。
今回は反省を生かして白根御池小屋でテント泊することにしました。
1日目は緩い行程なので、奈良田8:30発のバスに乗って広河原に向かいます。
結構混むかな?と不安に思っていましたが、乗客は5人程度でした。
バスに揺られること45分、広河原に到着!
9月も中頃ですが、残暑が厳しく、真夏のような青空が広がっていました。
広河原から北方面に数分歩いていくと北岳登山口の看板。
こんなきれいな青空ですが、予報ではこの日は午後から曇ってくるようです。
登山開始
9時半に登山スタート。この日の行程は2時間半程度なので、12時頃に小屋に到着する予定。
登山開始直後に小屋跡があります。
はじめの方は緩やかな道。
大樺沢方面と白根御池小屋方面の分岐点。
2023年9月時点では大樺沢は立ち入り禁止となっていました。
分岐を過ぎた辺りから徐々に登りが始まります。
久しぶりのテント泊装備での登山ですが、やっぱり重量感があって歩みが遅くなってしまいます。
途中、北岳方面が見えるところがありましたが、かなりガスってきていました。
まあ今日は登らないんでガスるのはいいんですが、雨は降らないでほしい。
北岳は人気の山なだけあって整備は非常に行き届いています。
9月も中旬、山の中でお花が見られるのもこれで最後かしら。
登っていくとどんどんガスが濃くなってきました。
ガスの濃い樹林を歩くのは、それはそれで雰囲気が良くて嫌いではないです。
今日は景色がみえなくても明日があるという心の余裕があるからね。
ちょっと危なそうに見える部分もありましたが、注意して通行すれば大丈夫。
注意喚起の看板がグローバル!
たしかに外国の方も結構登られていたので、こういう配慮は助かりますね。
苔むした岩と沢。
急な登りが終わり、なだらかな道になってきたら、白根御池小屋まであと少し。
11時40分、本日の目的地である白根御池小屋に到着しました!
小屋の標高は約2250m、風も穏やかで過ごしやすそうです。
登山後記
テントサイトは池の周辺と高台の2か所ありましたが、高台に陣取ることにしました。
ここをキャンプ地とする!
テントサイトから小屋まではかなり近くていろいろと便利。
小屋によってはテン場が離れたところにあって、水場やトイレに行くだけで5分程度かかる場合もありますからねえ。
本日の食事はいなばのタイカレー。
ご飯を炊きつつ鍋の上で温めます。
標高が低いため沸点が高く、ふっくらとしたお米を炊くことができました!
何の変哲もないお米と缶詰ですが、山の中で食べると絶品の食事なので不思議。
ご飯を食べた後に池の方まで来ましたが、相変わらずガスが濃くて北岳は見えませんでした。
明日は晴れて景色を楽しめるといいな。
2日目に続く
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