概要
日時:2017年8月
山形県の月山に登ってきました。東北の百名山の中でも八幡平に次いで難易度が低い山です。難易度が低いものの高山植物や池塘など見られる景色は一級品でした。
登山レベル低
危険箇所はなく、コースタイムも短いので初心者でも安心して登れます。初心者がこんな景色のいい山に登れるなんて贅沢だと思えるぐらいの山です。
アクセス
登山口は沢山ありますが、私たちは北側の月山八合目から登りました。車でアクセスしましたが、鶴岡駅からバスも出ているので公共交通機関でもアクセス可能です。バスの時刻は庄内交通のHPでご確認ください。
東京ー(山形新幹線)ー新庄ー(陸羽西線)ー余目ー(羽越本線)ー鶴岡ー(庄内交通バス)ー月山八合目
鶴岡駅までは電車の他にも夜行バスでも行くことができます。
ルート
月山八合目〜二の岳〜月山山頂〜二の岳〜弥陀ヶ原〜月山八合目
コースタイム 5時間40分
月山登山記録
登るまで
夏山のシーズンは行きたい山が多くて楽しみですね。
今回は北アルプス黒部五郎岳〜笠ヶ岳の縦走をしようと計画していましたが、どうも北アルプス方面の天候があまり良くないということで計画を変更して東北の山に行くことにしました。
計画としては、前日の夕方に東京を出発して、高速を走り、1日目に月山に登ります。2日目に鳥海山に登って3日目に東京へ帰ってくるといった感じになっております。
月山と鳥海山は比較的近いのでセットで登ることをおすすめします。鳥海山も素晴らしい山でしたよ!
登山開始
月山八合目の駐車場で車中泊して、9時ごろにスタートしました。本来だったら6時とかに出発することが多いですが、時間に余裕があるのでゆっくり出発できていいですね。
月山八合目ですでに1400m。山頂が1909mですから単純標高差は500m程度です。
東北の山で1400mときたらすでに樹林帯を抜けています。なのでスタートしてすぐに気持ちいい景色が楽しめます。
苦行のような樹林帯の急登などは全くないのでまるで天国!道もかなり整備されているので歩きやすいです。高齢の方の団体も結構いました。月山なら体力に不安のある方も十分楽しめると思います。
登山道が緩やかで歩きやすいのがわかると思います。奥には鳥海山が見えます!スタートして10分程度でこんな景色が見られるなんて素晴らしいです。
さらに30分ぐらい進むと雪渓が現れます。鳥海山も見えていて非常に気持ちい景色です。
さらに進んでいくと少し傾斜が急になってきました。とはいっても急登というほどではないので心配いりません。
このあたりまで来て、高山植物が豊富だということに気づきます。月山は花の百名山にも選定されているんでしたね。
一面お花畑です。
仏生池小屋付近の景色。お花畑に池に青空と最高の景色です。
二ノ岳を通過して30分ほど。結構登ってきた感があります。
山頂ももう少しです!木道と青空が美しい。山頂からの景色はさぞ良いのだろうと期待が膨らみます。
しかし、予想外に辺り一面が曇ってきてしまいました。残念ですが、ここまで十分楽しめたのでよしとしましょう。
登頂後は来た道を引き返すだけです。天気が回復することはなく、展望がなくなってしまったので写真は撮っていません。行きに撮っておいてよかった。
月山八合目付近まで戻ってくると、せっかくなので弥陀ヶ原に寄ることにしました。
弥陀ヶ原はこのような雰囲気です。
一面、木道と池塘です。尾瀬とかそのような感じの風景ですね。
弥陀ヶ原湿原の成り立ち。このような景色を見られるのにも長い年月の歴史があるんですね。
トンボもいました。
オゼコウホネという花。尾瀬と月山にしか咲いていないそうです。
こちらはニッコウキスゲ。よく見られる花ですが美しいですね。
といった感じで弥陀ヶ原を満喫したのち、無事下山しました。
登山後記
月山は比較的簡単に登れ、花も豊富で景色も良く、非常にいい山でした。
友人に東北の山を布教するのにもおすすめですし、体力が衰えてからも楽しめると思います。
月山を下山した後は翌日に登る予定の鳥海山方面に向かいました。
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