概要
日時:2020年8月
岩手県の八幡平に行ってきました。八幡平は簡単に山頂まで登ることができ、本格的な登山というよりは観光地的な印象がありました。道もよく整備されていて簡単に登れる上に沼や池塘、岩手山をはじめとした風景も最高で素晴らしい山でした。
登山レベル 低
道はよく整備されており、本格的な登山の装備は不要です。歩きやすい服装、スニーカーでOKだと思います。
アクセス
登山の起点は八幡平山頂駐車場です。
今回は車で行きました。盛岡駅からの所要時間は高速道路を使用すれば1時間程度、高速道路を使用しない場合は1時間20分程度です。
ちなみに八幡平山頂駐車場は有料500円です。岩手側の少し手前に無料駐車場があるのでそちらに駐車することをおすすめします。
公共交通機関でもアクセス可能です。
盛岡駅と田沢湖駅からバスが出ています。盛岡駅からのバスの詳細は岩手県北バスのHP、田沢湖駅からのバスの詳細は秋北バスのHPをご確認ください。
ルート
八幡平山頂駐車場〜めがね沼〜山頂〜ガマ沼〜八幡沼〜八幡平山頂駐車場(反時計回り)
コースタイム 1時間
八幡平登山記録
登るまで
この日は早朝から早池峰山に登ってきました。早池峰山も素晴らしい山でした。興味がある方は以下の記事もぜひご覧ください。
早池峰山には9時ごろに下山できたのでそのあとは八幡平に行きました。
八幡平への道は霧ヶ峰のビーナスラインのような雰囲気になっていて、途中の景色が素晴らしかったです。
途中で何度も車を停めて写真を撮りました。
八幡平山頂駐車場からは展望もよく、岩手山が美しく見えました。
こちらが八幡平の山頂方面です。天気が怪しいです...
登山道の入り口には案内図がありました。今回は反時計回りに進んで行きます。
登山開始
早速登山開始です!
道はこのようによく整備されています。登山者だけでなく家族連れの方なども大勢来ていました。
不思議な凹地です。不思議ですね〜。
八幡平は花も豊富です。
こちらは鏡沼です。雪解けの時期には幻想的な雰囲気になるそうです。まるで竜の目のように見えるとのことから「ドラゴンアイ」とも呼ばれます。
ぜひドラゴンアイの時期にも来てみたいですが、5月の下旬から6月上旬のわずか2週間しか見られないみたいなのでなかなか難しそうです。ドラゴンアイの詳細はこちらをご覧ください。
めがね沼です。沼が2つ並んでいて上から見るとめがねのように見えるからめがね沼というみたいです。
こちらがオオシラビソだそうです。
八幡平の頂上に到着しました。ここまで10分程度です。
山頂には展望台がありました。登ってみましょう!
きれいに晴れていたらきっと景色が最高なんだろうな〜と感じます。
山頂の展望台で20分ぐらい粘っていましたが、どうにも晴れそうになかったので諦めて進むことにしました。
ガマ沼に到着しました!ガマ沼の奥には岩手山が見えます。岩手山方面は少し晴れてきました!
八幡平はお花が非常に豊富です。キク科らしきお花。(なんて種類か分からないので分かる方は教えてください!)
こちらはニッコウキスゲ。今年はニッコウキスゲを見られていなかったので嬉しいです。
さらに進んでいくと八幡沼が見えてきました。
この辺りからさらに高山植物が豊富になってきます。
陵雲荘はこんな感じです。外見も雰囲気が良くて良い小屋ですね。この小屋に泊まることはないと思いますが。
この辺りからは木道歩きとなります。
非常に気持ちいい風景です!天気も良くなってきました。
尾瀬とか戦場ヶ原とかみたいな雰囲気ですね。尾瀬も戦場ヶ原も行ったことがないので良くわかりませんが。
私のイメージではこういう雰囲気の場所は登山客が多くてうんざりするんですが、八幡平は場所柄もあってか人がそれほど多くもなく純粋に景色を楽しむことです。
木道に分岐があり、一瞬八幡沼の方に出ることができます。八幡沼はめがね沼、ガマ沼と比べてかなり大きいです。
木道を通って湿原のほうに戻ります。湿原には池塘もあります。
八幡沼の周囲をぐるっと回ってきました。湖畔に見える小屋がいい雰囲気を出しています。
帰りには岩手山が非常にきれいに見えました。
岩手山もずっと登ってみたいと思っているので、また来年にでも機会を作って登ってみようと思います。
ということで無事下山できました。
登山後記
東北の山の良さに気付いてからは毎年のように東北まで来ていてます。八幡平も東北の山の魅力が詰まった素晴らしい山でした。
下山後には近くに松川温泉など温泉もあるので立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
気がついたら東北の百名山も残すところあと八甲田山と岩手山だけになってしまいました。百名山だけでなく秋田駒ヶ岳など素晴らしい200名山もあるので合わせて登ってみたいと思います!
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