概要
日時:2016年12月
群馬県の赤城山に登ってきました。実は赤城山という山はなく、最高峰の黒檜山をはじめ一帯の山々を総称して赤城山と呼ばれています。
赤城山は日本百名山の一つに数えられ、1,800m 級の峰々に囲まれた大沼を中心にレンゲツツジや白樺の高原など見どころたっぷりの雄大な山です。
夏や秋に登るのも悪くないですが、冬に雪景色を見ながら登るのも素晴らしいです。冬山は危険だという印象がある方もいると思いますが、赤城山はヤセ尾根など危険箇所もなく、軽アイゼンやゲイターなどの装備を整えて天候に注意さえしていれば雪山初心者でも登ることのできる山だと思います。
登山レベル 低
コースタイムも3時間30分と短く、道もよく整備されているので初心者の方でも登りやすい山だと思います。
アクセス
登山の起点は赤城山ビジターセンター。
赤城山ビジターセンターまでのアクセスですが、前橋駅からバスが出ているため比較的簡単にアクセスできます。時刻表など詳細は関越交通のHPをご確認ください。
赤城山周辺には駐車場もたくさんあるため自家用車でアクセスすることも可能ですが、冬季は路面が凍結している可能性が高いのでご注意ください。
ルート
ビジターセンター〜黒檜山登山口〜黒檜山〜駒ヶ岳〜駒ヶ岳登山口〜ビジターセンター
コースタイム 3時間30分
赤城山登山記録
登るまで
以前はちらほらと雪山に登っていました。最近は「雪山は寒い」というシンプルな理由で登らなくなりましたが...
私の雪山デビューは同じく群馬県の榛名山で、赤城山は2回目の雪山登山で挑戦しました。
バスを降りると雪を被った黒檜山が見えます!
大沼もしっかりと凍結しています。
赤城山の麓はすでに標高1360mもあって平地部よりも約7℃も気温が低いです。
麓でも雪景色が楽しめますが、山の上に登るとどんな景色が待っているのでしょうか。楽しみになってきました!
登山開始
まずは赤城山の主峰、黒檜山方面から登っていきます。
急な登りが続きますが、振り返ると大沼や赤城山の山々が見えます。
山頂近くになってくると樹氷が見られるようになってきました!
青空と樹氷と太陽の光。まさに冬というような景色です。
登ること約1時間30分、黒檜山の山頂に到着しました。
看板には「絶景スポット2分」と書かれていいます。ハードル上げすぎて不安になりますが、絶景を期待して見にいきましょう。
沼田市街と上州武尊山方面。
思った以上に雪を被っていますね。
沼田市街越しに見る谷川連峰。雪を被った山々が連なっている様子が見えます。
地蔵岳の奥には奥秩父の山々の見えます。
このような景色が見られるのも雪山ならではですね。
樹氷がいい味を出しています。
山頂からの景色も満喫したところで下山します。
途中の道からも谷川連峰がよく見えます。
やっぱり谷川連峰は雪を被った姿が美しい山ですね。
大沼と地蔵岳方面。
このあたりは雪がまだまだですが、これはこれでいい景色です。1月2月とかの時期に来たらまた違う景色が見られるのでしょうか。
ということで無事下山できました。
下山後はバスの時間まで大沼の氷で遊んでいました。童心に帰って遊ぶのは楽しかったです。
この日は天気は良かったですが、冬は午後になるとすぐに陽が落ちてきて寒くなってくるので早めに下山するのが良いですね。
登山後記
赤城山は日本百名山ですが冬でも手軽に登れていい山でした。私のように雪山初心者でも比較的簡単に登ることができるので雪山の練習にも適した山だと思います。
雪を被った谷川連峰は非常に美しく、その風景を見るには赤城山が最も適した山の一つですね。夏や秋に赤城山に登ったことがある方もぜひ冬にもう一度登ってみてはいかがでしょうか。
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