大札山【静岡】富士山と南アルプス深南部の展望台

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登山レベル低

概要

日時:2022年11月

静岡県の大札山に登ってきました。手軽に登ることができて、山頂の展望台からは南アルプス深南部や南部の山々、富士山などの景色が素晴らしかったです!

あまり人気の山域でもないため、静かな山歩きを楽しむことができるのも良いところです。

登山レベル 低

コースタイムも長くなく、ルートもわかりやすいので初心者でも安心して登山を楽しむことができます。

ただし、入山者はそれほど多くないのには注意が必要です。

アクセス

登山の起点は三ツ星天文台

新東名自動車道「島田金谷IC」より1時間程度です。

大井川鉄道「田野口駅」または「駿河徳山駅」からも結構歩く必要はありますがアクセスできなくはないです。

ルート

三ツ星天文台~もみの木平~大札山~もみの木平~三ツ星天文台

コースタイム 4時間

※2022年12月現在、林道南赤石線は通行止めになっていて、大札山に登るには三ツ星天文台から林道を歩く必要があります。詳細は川根本町のHPをご覧ください。

大札山登山記録

登るまで

おはようござます。この日は少し寝坊したのもあって遅めのスタートです。

三ツ星天文台に到着したのが8時過ぎ。三ツ星天文台では星を観察している人が大勢いるようでした。

車道を歩いていくと通行止めのゲートがあります。

ここから長い林道歩きが続きます。

途中、左手側に景色が見えるところもあります。

三ツ星山方面。この日は天気が良くて、山頂からの眺望に期待が膨らみます。

林道南赤石線は現在通行止めになっていますが、本来は山犬段までアクセスすることができる道です。

山犬段まで車で行くことができればとっても便利なのではやく復旧してほしいと思ってるんですが、こういう状況が3年ぐらい続いてます。気長に待つしかないですね。

林道を歩くこと35分、もみの木平に到着!

もみの木平から大札山南尾根登山口が続いています。

登山開始

いきなり急な登りから始まります。

基本的に針葉樹林に覆われた単調な登りが続きます。

登山口の標高は850m、山頂は1373mなので500mぐらい登る必要があってコースタイムの割にはキツイ。

途中左手側が開けているところもあり、展望を楽しむことができました。

(自分の家からは)アクセスはそんなに悪くはないけど、かなり山深い風景が楽しめます。

ひたすら登っていきます。そこそこ急な登りが続くので結構しんどかった。

さらに登っていくと開けた場所があって、大井川の下流方面まで見渡すことができました。

登山口から50分ぐらい登ると分岐に到着!大札山方面に進みます。

分岐より先も樹林に覆われた尾根道が続きますが、いくぶん傾斜が緩やかになります。

右手側の景色も見えるようになってきます。富士山まで見えてテンションが上がる!!

徐々に高い木がないところも増えてきて、もうすぐ山頂かな?って雰囲気になってきます。

ハシゴを伝って下る箇所もありましたが、よく整備されていて不安に感じるところはなかったです。

ここを登り切れば大札山の山頂!

少し登ったところから景色を見渡します。山深くて良い風景!

そんなこんなで山頂に到着!三ツ星天文台から2時間ぐらいと非常に手軽に登ることができました。

山頂の標識と同時に富士山も拝むことができます。

三角点もバッチリありました。

安倍奥の山越しに富士山が見えます。大札山から富士山までは100km弱ぐらい距離がありますがくっきりと見えますね。

富士山の拡大。冠雪もかなり進んでいてすっかり冬の装いです。

そしてこちらは田野口集落や大井川方面。大井川が作った谷の様子がよく分かって面白い風景です。

山頂から少し進んだところには南アルプス方面の展望台もあります。早速見に行ってみましょう!

南アルプス深南部から南部の山々が一望できます!素晴らしい!!

西側の様子。黒法師岳と前黒法師岳がかなり目立ちます。

こちらはギザギザしててカッコいいフォルムをもつ大無間山のアップ。来年こそは登ってみたいものです。

南アルプス南部の上河内岳、聖岳のアップ。3000m級の山はもうすっかり雪をかぶってます。

黒法師岳と前黒法師岳のアップ。手前が山犬段や八丁段のホーキ凪。

個人的によく行く南アルプス深南部を一望出来て感慨深い風景でした。

山頂を満喫したのちに来た道を引き返して下山します。 

本当にいい風景でした。自宅からも近くて手頃に登ることができるのでリピート確定ですね。

分岐を田野口駅方面に進みます。(電車のみでアクセスする場合は駿河徳山駅の方が近いです。)

急な部分もあるので滑って転ばないよう注意して下りました。

間違いそうな箇所にはペイントがあるなどルートはよく整備されています。

田野口集落の様子。よくこんな谷間に集落を作ったもんです。

人間は住めるところがあったらどんな場所でも住むことが山に登ると実感できます。

歩きやすいですが単調な道が続きます。

傾斜が緩やかになってくると登山口まであともう少し。

登山口から往復2時間ぐらいで無事下山できました!

ここから30分程度林道を歩いて駐車場まで戻りました。

登山後記

正直こんなに山頂からの景色がいいとは思ってなかったです。

大札山からは蕎麦粒山方面に向かうこともできるので南アルプス深南部で山ごもりする際の起点にも使えそうですね。

これぐらいの時期は寸又峡の沢口山に登ることが多かったですが、大札山も負けないぐらい素晴らしい風景だったので今後は選択肢に入ってきそうです。

これからも隠れた名山を探していきたいものですね。

それではまたっ!

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