概要
日時:2017年1月
神奈川県の塔ノ岳に登ってきました。雪が積もっていることを想定して登りましたが、予想以上に積もっていました。丹沢は冬でも登山客が多いため雪山登山の初心者にもオススメできる山です。
登山レベル 中
積雪期は塔ノ岳〜三ノ塔間の尾根がややスリルがあります。
また今回紹介する行程はコースタイムがやや長いです。体力に自信がなければ三ノ塔をカットするなどして調整するのがいいでしょう。
アクセス
丹沢山域は小田急線とバスを利用して手軽にアクセスできます。
往路
新宿駅ー(小田急線/87分/786円)ー新松田駅ー(富士急湘南バス/25分/520円)ー寄BS
復路
大倉BSー(神奈中バス/15分/210円)ー渋沢駅ー(小田急線/80分/682円)ー新宿駅
時刻表や運賃などの詳細は神奈中バス、富士急湘南バスのHPでご確認ください。
ルート
寄BS〜栗ノ木洞〜鍋割山〜塔ノ岳〜三ノ塔〜大倉BS
コースタイム 8時間45分
今回紹介する行程はコースタイムがやや長いです。体力や日の入り時間が不安であれば三ノ塔をカットするなどして調整するのがいいでしょう。
鍋割山〜塔ノ岳登山記録
登るまで
丹沢は結構好きな山域なんですが、暖かい時期はヒルがいるということもあってあまり登りたくないです。
一方、冬場でもアクセス可能ですし、登山者もそれなりにいるので比較的安心して登ることができます。そこで、1月の積雪期に塔ノ岳まで登ることとしました。
登山開始
まずはバスを下りて鍋割山へと向かいます。
登り始めは標高も400m程度と低いため雪は積もっていませんでした。
鍋割山へと向かって登っていき標高が1000mを超え、山頂が近くなってきたあたりで雪が積もってきました。
ということで軽アイゼンを装着!
やはり軽アイゼンをつけると山頂付近の急な登りでも安心して登ることができます。
鍋割山の山頂に到着しました。空気が澄み切っていて非常に良い天気です。
山頂からは富士山がよく見えます!
北側を見ると蛭ヶ岳をはじめとする丹沢の山々も見ることができます。
次は塔ノ岳へと向かいます!
鍋割山から塔ノ岳へと向かう稜線には雪がかなり深く積もっていて一面真っ白でした。
大勢の人が登っている道ですので踏み跡はしっかりとありましたが雪深いです。
塔ノ岳に到着しました。
塔ノ岳から見る富士山は圧巻でした!
蛭ヶ岳、檜洞丸方面の眺望も素晴らしいです。丹沢の山脈の奥には奥秩父の山々まで見えます。
本来は塔ノ岳から大倉尾根を経由して下山しようかと思っていたのですが、体力や時間にも余裕があったため三ノ塔まで行くことにしました。
塔ノ岳から三ノ塔まで続く尾根は切り立っていてヤセ尾根な部分もあり、ややスリルがありました。
尾根上には遮るものがなかったため、秦野市街もよく見えました。
三ノ塔に到着しました。
三ノ塔は塔ノ岳までの通過点というようなイメージですが、三ノ塔自体も山頂は広くて眺望も良いので結構いい山だと思いますよ!
登山後記
丹沢は関東からアクセスしやすく、富士山の眺望も良いため好きな山域の一つでした。
ただヒルが多いため気温が低い晩秋〜GWぐらいまでの時期しか登ることができないというのが難点です。
冬季でも比較的登山客が多くて安心して登ることができるため冬山の初心者にもオススメできる山域だと思います。
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